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還る年の1年前から

日々の記録と思うこと。

 

ひと昔前に「学校へ行こう!」というTV番組があった。

 

 

V6が高校に訪問して、中学生・高校生たちと交流する健全なバラエティ番組だった。

 

私が通った高校は、そこに出てくるような楽しい学校だった。

学園祭も熱心で前夜祭、後夜祭もすごく盛り上がって、部活も熱心でのびのびとした学生生活をおくれたと思う。

 

中学生のときはどうか、中一の途中で転校したわたしは、学校生活になじむのに、時間がかかった。中二のクラスは最高、中三は雰囲気がよくなかったなあ。

 

小学生のときはどうか、小三の終わりに北海道から鹿児島に転校した。(もう、何年前だろう、かれこれ50年以上前!)。

 

季節も、言葉(方言)も全く違う環境で(インターネットもないし、子どもながらに外国に行った方がいいと思った。英語が話せるようになるから)、

あの時代の価値観は不登校なんてありえない!ということで、スパルタの母が登場し、厳しく、プレッシャーをかけたおかげで、苦労したが慣れた。数カ月間苦しんだが、その後慣れて、自然がいっぱいの環境で思う存分遊んだことを覚えている。

 

こんなことを思い返したのは、学びの場の宿泊研修のおかげ。旧学校を改築した校舎で仲間と過ごした濃厚な2日間。

 

新しい場所になじめない時は、その運命!?を怒ったものだが、(突然、第10チャクラが変更するようなものですよね)

 

それもおそらく私の課題であろうと今にして思う。

 

「どんな場所でもどんな時も、自分自身を強く持ちなさい、平常心であれ、明るく穏やかに人に接しなさい」

 

ということなのだろう。

 

幼い私には厳しい課題だったかもなあ。

だから大人になった私は昔の私に「大丈夫だよ、ほら大丈夫だったから」と言ってあげたい気持ちになる。