最近舞台など伺えてませんが、日々深まる親父とのコミュニケーションを記します
お涙頂戴とか同情して欲しいとかではないのでヨロシクです
脳腫瘍から併発する様々な症状で日々衰えて行く父親を見て、はじめはマジでビビったし、超落ちたし、いつか俺もこうなるんだという覚悟もあり、結構震撼
はじめは会話もなりたたず、どうしていいかわからなかったけど、何事も回を重ねるとわかって来るもので、今では日々のコミュニケーションの深まりに喜びすら覚えます
病院だしキチンと真面目にって思ったけど、元々手を焼かせた僕なので最後まで父親にはイタズラをして行こうとグルメゲリラを敢行しました
本日は馬刺しと、和牛ハラミ、カルビは細かくちぎって焼き、持参の容器につめ持って行きました
親父担当の20代の小さなおかっぱメガネの子供みたいに見えるかわいい女の子のE看護師さんは超ナシの通る方で本日も容認
『並木さんの食べたいものを食べさせてあげてください』
白衣の天使とはこのことだな
親父はハラミ、カルビ、馬刺しをガシガシ噛んでペロリ
おお!お父さん!
少しだけ今の俺を肯定できました
まともな職業について家庭を持っていたらこんなにしょっちゅう会いに来れないだろ?
飲んべえになったから、ホルモンなどの美味いものを食べさせれるだろ?
とかね
親父も親父で、俺が来るとわかったらお袋に
『秀介の酒かくせ!みつかるぞ!かくせ!』
親父、そこ、病室で酒飲むな、だろ?
昔からそんな親父だったからおかげさまで今も楽しく生きてます
でも安心して下さい
今日は飲んできたから大丈夫!(最低)
不謹慎の非常識だけど、酒飲むと病床の親父に素直にむきあえる
素面じゃ何喋っていいか、最近は馴染んできたけど
そして、同じ病室に横たわってる他の患者の親父さんたちが行くとたまに入れ替わってる
あ、逝かれたんだなってわかります
皆順番なんだなオーゴッド
残された時間大切にやるぜ