思春期のニキビは鼻やおでこのTゾーンを中心とした、皮脂の分泌が多い場所にできるのが特徴です。皮脂が多く分泌されるために毛穴が詰まってニキビになるのです。
一方、大人ニキビは口の周りやあごのあたりにできることが多いですよね。
思春期のニキビのように皮脂の過剰分泌が原因ではなくて、ストレスやホルモンバランスの乱れによってできるのです。そのため思春期のニキビと同じ化粧品やケアでは治すことはできません。それでは、大人ニキビを治すためにはどのようなケアをしたら良いのでしょうか。
まずはストレスを減らすように心がけた生活をしましょう。
あまりニキビのことばかり気にしすぎるのが一番良くありません。ストレスを発散するのも難しいことなので、お勧めしたいのが半身浴です。胸より下の位置までのぬるめのお湯にゆっくりとつかることで心がリラックスできるだけではなく、汗をたくさんかいて肌の代謝を良くすることができるのです。肌の代謝が良くなると、新しい肌に生まれ変わるのが早くなるのでニキビの治りが早くなります。
体の中の毒素がたまるとニキビができやすいので、内臓から健康にすることも大切です。
胃腸に負担をかけないように和食を増やしたり、あまりたくさん食べ過ぎるのはやめましょう。
冷たい飲み物やお酒の飲みすぎも良くありません。
便秘を解消するのも効果的です。
繊維質の多い食事にして、水分をたくさんとって、適度に運動するようにしましょう。
大人ニキビは原因がわかりにくいために治るまでに時間がかかります。それでも生活習慣を良い方向に変えていくと必ず改善してきますので、諦めずに根気よく頑張ってください。