東京には紅葉がほとんどない。。。@神田川

 

 

 

これまでひきこもり支援の方法についてご紹介してきました。

最終回の今日は家族会と自助会についてです。

 

 

 

【家族会】

こちらは前述の心理療法や支援施設とは違う分野ではありますが、参考までに加えておきます。

親の会は親だけで参加できるので、最初に始められることとしてぜひ体験してみるとよいでしょう。医者や役所でも親の会の参加を勧められます。親の会には大きな会場を借りて地域ごとに何か所も束ねているような団体から、こじんまりと集まる小さな団体まで様々あります。定期的に集まり、近況報告や経験談を分かち合います。大きな団体では講演会があります。

 

メリット

同じような悩みを他の人がどう乗り越えているかを知ることは、

人を安心させ成長するきっかけを作ってくれます。

「自分だけではないんだ」と思えることは本当に人を救います。

自分だけでは思いつかなかったようなことを知ることができます。

 

デメリット

利用しやすい反面、利用の仕方を自分なりにわきまえていないと

逆効果を生む場合があります。

まず、多くの人が会の代表者やよく意見を言う人たちに対して引け目を感じてしまいます。

「自分にはそんな風にはできない」と感じ、かえって自信を無くして

落ち込んでしまう人が実は非常に多いようです。

実際は会に残り続ける人のほうが少数派で、肌に合わず辞めていく人の方が

多数派なのだと思った方がよいでしょう。

また、親同士の活動に熱心になりすぎて、

活動が親自身の生きがいのようになってしまう人もいます。

 

 

 

【自助会】

親の会には当事者の会も作っているところがあります。ひきこもり当時者同士が集まり、話をする場となります。これも大変意味のある会です。なによりも本人たちが孤独から抜け出せます。お互い情報交換し、困っていることや趣味などを分かち合う場となります。

 

メリット

彼らもまた「自分だけではないんだ」と思えることが

大きな回復のきっかけとなります。

仲間がいると感じることは人に大きな力を与えます。

なにより外出する機会が生まれます。

 

デメリット

参加していることで大きな意義を感じ、

「ここにいればなんとかなる」「ここではどうにかなっているじゃないか」

という思いが強くなりすぎると、そこから抜け出せなくなってしまいます。

ひきこもりが必要以上に正当化されてしまうのです。

人間は人と関わらないと生きていけないので、

限られた人間とだけ生きていくのは不可能です。

ひきこもりという状態は、あくまで人間の成長過程のひとつの段階であって、

決してそこにとどまるべき状態ではありません。

 

 

 

難しいですね。

何事にもメリットとデメリットがあるので、

慎重に取り組むべきだと思います。

こうして挙げてみると親にできることってあまりありません。

そこに目を向けることが第一歩なのではないでしょうか。

家庭内で抱え込まないこと。

 

 

 

【お知らせ】

ひきこもりコンテンツのこのブログはしばらくお休みいたします。

今後の私の活動は、もうひとつのブログ

「グレーな卵がおとなになったら」

に記載していこうと思います。

おとなになってゆくグレーな卵を

ひきつづき応援していきたいと思いますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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