アルモドバルの短編。31分しかない。1000円。

 

でも30分とはとても思えないほどの密度だった~。愛としがらみと正義と世間体と。あれこれてんこ盛りで、スリリング。2時間かけてもおかしくない。

 

二つの寝室がなんか好きだったな。ベッドの上に掛けられている絵が妙に印象に残るのさ。色合いも良かった(と思う、あんまりしっかり覚えていない)。

 

銃撃戦も良かった。そうそう、西部劇なんだからね。

 

あとはもちろん、メキシコの思い出話で、娼婦さんたちと一緒にワイン蔵でたぶんついにチューしたんだけど、そのときのお姉さんたちの立ち去り方がなんかすっごく良かったよね。ははは。もちろんワインとチューも良い。

 

そして、ラストもとても良い。そう、別にさあ、25年間もかかったけどさ。普通にやればそれでいいじゃないか。そう言えたら、そう思えたら、良かった。だけど、そう言ってみてもいいのだ。

 

追記:前の日に盛大なげりをしてから吐き気はおさまってきたのだけど(そう思うと、単なる冷えではなかったのかもしれないけれど)、映画館が寒すぎたようで、夕方には復活してしまった。だから今朝は朝から靴下とレッグウォーマーを完全装備である。おかげさまでいまのところ大丈夫。微妙な吐き気ってツライもんね。良くなって助かる。