さて、37週に入り、
毎週健診に行くことになりました。
昨日の健診で子宮口は開いておらず、
出産はまだ先になりそうです。
ドキドキしちゃうね~。
そんな中、ダーリンは海外へ出張。
来週の月曜日まで帰ってきません。
「どーしても行かなくちゃいけないの?」
と、言いたい気持ちでいっぱいでしたが、
健診でも、すぐには産まれないと言われたので、
余計なことを言わずに
お見送りすることが出来ました。

海外にいる間に子供が生まれたら、一生許さない!


という、無言の圧力を受け、
ダーリンは今朝、旅立ちました。
昨日の内診の影響でわずかな出血が続いていて、
これじゃ、予定日が近づいても
おしるしなのか、
内診の出血なのかわからないな~。
と思いながら、相変わらず心配性な私。
入院の準備も、
バッグに荷物が入りきらずに挫折中だし、
巣作りもまだ中途半端。
やる気を失った妊婦。

昨日実家に遊びに行って
久しぶりに一番上の姉に会いました。
ここにはあまり登場しない姉ですが、
妊娠がわかってから、会うのは2回目。
「大きくなったね~。そのサイズは
あの時のスイカみたいだよ!」
「あの時のスイカ」とは、
去年のお盆の時の出来事を言っているのです。
それは去年の8月13日。
このブログに登場する真ん中の姉は妊娠4ヶ月。
膨らみ始めた姉のお腹を見て
妊娠にはまったく縁のない、上と下の姉妹は
「妊娠したらどんな感じになるのか、
全然想像出来ないよね。」
「10ヶ月になったらスイカぐらいになるんだよ。」
「これだよ、これ!」
と指差したのは、仏壇に上がっているスイカ。
酔った私と姉は、スイカをバシバシ叩きながら
そのスイカをお腹の中に入れて
「バーチャル妊婦体験」で大爆笑。
ああ、馬鹿姉妹。
誰も止める人のいない、暴走した酔っ払いは
「あはははは、アリだよアリ。妊婦いけるよ!」
などといいながら、大きくしたお腹にお互い大爆笑。

なんて罰当たりな姉妹。
しかしその5日後、
私は自分の妊娠を知りました。

すると、
あの時のスイカは、
「虫の知らせだったのだ」
という、神がかり的な話になり、
母などは、
「死んだおばあちゃんが
あんたに子供を授けたのよ!」
などと言う始末。
そして、私の妊娠は順調に継続し、
一番上の姉は、
「今年は迎え盆に、
私が先にお腹にスイカを入れるわ。
あの時、美奈子が先にスイカを入れたから、
美奈子が妊娠したのかも!」

困ったことに、私の妊娠はすっかり
「スイカのおかげ」になっており、
実家では
父が買ってきた、本当にただのスイカが、
いつのまにか
」として崇められていたのでした。
今年も去年同様、
父の買って来たスイカが供えられ、
迎え火を焚いた後、
姉はお腹にスイカを入れるのでしょう。
さあ、スイカ様の威力は発揮されるのか?
今秋、私に姪、甥は出来るのか!?
知っているのは「スイカ様」
あなただけ。