今日で16w6d。5ヶ月に入り、
安定期に入ったという安心感からか
体調も気分もとてもいい毎日です。
10月末に健診に行って、ソラが元気に育っている姿を確認。

そら
頭は3センチほどの大きさになっているらしい。
この超音波画像、ソラがどっちむいているのかさっぱりわからないのだが、
股越しの超音波で確認した時、
手のあたりがユラユラ動いていた。
まるで皇室の方々が手を振るように(爆)
相変わらず、私に見せるための超音波ではなく、
医者が胎児を確認するための超音波健診なので、
私に詳しい説明はなく
「順調ですね。心臓もパクパク動いていますし、大丈夫です。」
で、終わり。
どうも女医は冷たい印象を受ける妊婦さんが多いそうだが、
この女医もその一人。
まあ今の所、超順調で張りも出血も不安なことも全然ないので
診察は誰がしても同じだ。
20週の健診が済んだら助産師外来へ通うつもりなので、
この女医さんとも次回の健診でしばしのお別れ。
出産は、その時いる先生が担当するので、
くじ運がよければ私の出産に当たると思うが、
その時はひとつよろしく!
次回の健診は12月3日。
超音波外来で、胎児の異常などを調べるために
入念な検査をするそう。
その時はもう20週に入って6ヶ月だ。
5ヶ月目をまるまる病院に行かず過ごすことになるけれど
順調に成長しているみたいなので大丈夫かな。
体調には問題ないし、
10月27日には初めての胎動を感じることが出来た。
寝る前に静かにしていると、動いているのがわかる。
初めはお腹の中でメダカを飼っているようなプルッっとした感覚。
私はお腹でよくガスが動き、
明らかにそれとは違っていたのですぐにわかった。
今週に入ってからは、
昼間でも動いていることに気付くようになった。
ポコンと軽く蹴られているような、ポヨーンとした感じ。
時々力を入れて蹴られているような感じもして、
骨と皮しかないのに、子宮の中で骨が折れないか心配だ(笑)

私の姉は8ヶ月に入ったが、
ピョン吉を常に身に付けていたヒロシの気持ちがわかるそうだ。

ピョン吉
でも本当に不思議。
私の体の中には、別の生命が生きている。
そして私の体から栄養を吸収して大きくなり、
ある時を迎えるとクルクル回ってお腹の外に出てくる。
なんだかそれだけでカワイイじゃないか。
私の周りの友人を含め、
出産って、一般的に恐怖に感じている妊婦さんが多い。
確かに、
「鼻からスイカを出すぐらい痛い。」とか(出した事あるのか!)
「お腹を象に何度も踏まれたみたいな感じ。」とか(筆箱か!)
「股からお腹にかけて裂けたと思った。」とか。(サキイカじゃないか!)
もう二人目はゴメンだ。的な話が多い。
確かに子供が一人、股から出てくるんだから、
絶対痛いに決まっている。
普通、鼻からスイカ出したり、象に踏まれ、股が裂けたら
人間、確実に死ぬ。
でも、それだけ痛いのに死なない。
それこそ、死ぬよりも痛いのに生きている。
でも、実は私、
5ヵ月後に出産を控え、
それほど出産を恐怖には感じていない。
それは、私の友達の出産経験を聞いたことがきっかけだった。
彼女は私の高校の時からの親友で、今でも仲がいい。
5歳になる男の子を出産した時のことを
確かに痛かったけど、ずーっと痛いわけじゃないし。
出産、楽しかったよ。
直哉君(旦那さん)と一緒に、
すごく楽しい事しちゃったみたいな感じだったよ。」
と話してくれたのだった。
出産に対して怖いイメージしか聞いてこなかった私に、
彼女は一切マイナスイメージのことは言わなかった。
ディズニーランドに行って、
珍しい動物を連れて帰って来たみたいな感じに似ている。
とまで言っていた。
赤ちゃんのお世話も、彼女がすると
マニュアルのない珍獣を育てる感じで、とても楽しそうだった。
単純だが、
それから私の中で「お産は楽しいもの」になったのだ。
胎動を感じただけでこんなに愛しい気持ちになる自分の子供に、
私は早く会ってみたい。
この子はどんな声で私を呼ぶんだろうか?
この子は、どんな笑顔で笑うんだろうか?
私にとって、
出産の恐怖よりも、ソラに会える喜びの方が今は強い。
産まなきゃ会えないし、
死ぬほど痛くても死ぬ事はないのだから。
そんな経験、人生の中でそう出来ないしね。
痛いだけで終わらない、出産が楽しかったと言えるような、
いい経験になるといいな。
さて、まだ5ヶ月になったばかりで出産の話にまでなる理由。
実は今日、戌の日なのです。
お産の軽い犬のように安産になるよう、
戌の日に腹帯をするという昔からの風習~。
そういう風習とかにまったく興味のない私は、
母に腹帯を買うようにとお祝いをもらったにもかかわらず、
買ったのは、かわいいプリントの腹巻き。
もともと締め付けられるのが嫌いで、
ガードルも履いた事がない私は、ピッタリした腹帯は苦手。
まだそんなにお腹も大きくないし、
大きくなって重くなった時に考えよう。
と買うのをやめてしまいました。
でも、昔からの事なので、
一応今日、腹帯ではなく、腹巻きで帯祝いをすることに。
もちろんお参りに行ったりはしません。
その代わり、ブログで自分の安産を願ってみたりしています。
安産のための「その1」は、体力だそうで、
なるべく最近はウォーキングに出かけるようにしているけれど
1時間の時もあれば、それ以上歩く時もあるし、
20分しか歩けないことも。
でも、まあ、少しずつマイペースで続けていこうと思います。
体力と言う点では、柔道の谷亮子選手は、お産軽そう。
姉とも話していましたが
(姉は谷亮子選手と予定日が同じ。)
「お腹の中でへその緒使って柔道の練習しているね。」とか
「絶対子供は一本背負いして生まれてくるよ。」とか、
「きっとへその緒は黒帯だよ。」とか、
「産む時、すぽーん!って、赤ちゃん飛ばしそうだね。」
などと話しながら、彼女の安産を願っています。
(願っているようには思えない噂話)
来年は戌年。
ソラが無事に産まれてきますように。
ソラに会えるまで「あと161日」


追記:桜の木の下で
今日はお天気が良かったので、お散歩に行ってきました。
私の実家の近くには、桜の木がたくさんある大きな公園があります。
去年の春、その公園で募集していた桜のオーナーに申し込み、
私は自分の桜をその公園に植える事ができました。
子供の頃からよく遊びに行っていた公園に
大好きな桜を持つ事が出来、
今年の春にはわずかながらも花を咲かせ、
お花見をすることが出来ました。
あの桜は、私が大好きだった公園で、
きっと私よりも長く生き続けるでしょう。
今はまだ若い桜も成長し、
毎年春になれば、美しい桜で人を楽しませるはずです。
そんな自分の桜の木の下で、大地のエネルギーに
ソラが無事産まれて来るようにお願いしてきました。
ソラに会える頃は、もう桜は散って、
緑と光の溢れる素晴らしい季節になっているよ。
再来年、美奈子桜の下で、
一緒にお花見をしようね。