秋葉原の話を六本木で聞く妙 | 腐カップルの小規模なブログ

腐カップルの小規模なブログ

腐ったカップル2組でおくる日記&オタクネタ垂れ流しブログ☆

$腐カップルの小規模なブログ-いもいも small

先日、東中野にあるオタクバーに行って来ましたよー。
バーというよりオタクの秘密基地という感じで、店主殿の
好きなモノが店内狭しと鎮座しております。
コスプレしたおねーちゃんとかいないッスよ?
$腐カップルの小規模なブログ
$腐カップルの小規模なブログ
$腐カップルの小規模なブログ
店内に客がワタクシ含めて6人おりましたが、
中野ブロードウェイからふらりと単身流れて来た20歳の
少年から、40歳代の漫画編集者さんまで、共通点が
「オタクである」という以外何もないという顔ぶれでしたが、
それはつまり「共通言語がある」ということですので、
映像見たりアニソン歌ったり特撮話したり、あじま先生のロリコン
トランプ見つけてウホホーイとかして楽しかったです。
かと言って、見知らぬオタ同士、気を揃えて盛り上がったという
感じでもなく、各々好き勝手に過ごしている緩さが不思議な居心地の
お店でした。
別に出会いとか熱い語らいとかを求めているわけじゃないオタク諸子が
「だらーっといてお酒を飲めるところ」ですね。
最初は「ナゼに東中野?中野にすればいいじゃんかよー!」と訝しんで
いたのですが、この緩さはオタク人口が多い中野じゃ出ないということが
よく分かりました。


そしてその翌々日、ソニーさん主催のセミナーがありまして、
「世界に発信する秋葉原ポップカルチャー最前線」というお題で
もふくちゃんの講義を聞く機会がありました。
ワタクシ、もふくちゃんのことは、秋葉原で「ディアステージ」
「MOGRA」を運営している可愛い女の子ね~くらいしか知らな
かったんですが、本当に可愛かったです!
中学の時に大抵の男子が「あいつ可愛いよな」って言う
マドンナ的な存在の女の子っているじゃないですか。
そういう子って、大抵「華がある」美人なんですよね。
パっと目を引くような。
だけど10年後の同窓会で酒飲んだ男子達が当時を振り返って
「俺実は、○○○のこと可愛いと思ってたんだよねー」
「まじ!?俺だけだと思ってた!」
「いや待てよ。実は俺も良いと思ってた!」
って口を揃えるのが、ZARDの坂井泉水、椎名へきる系統の
「可愛いんだけど少し寂しそう」な、儚さを持ち合わせた
女子なわけですが、もふくちゃんは完全にこの系統の
正統な後継者だと言えます。
まあ講義の間中そんなことを考えておりましたけれども(笑)。

さて、もふくちゃんの話は
「ジャパンポップカルチャーの最前線は漫画やアニメである
=秋葉原ポップカルチャー(オタクカルチャー)が最前線である」
というロジックに基づいていて、つまり講義のお題にあるように
オタク文化をどうしたら海外に発信できるかという
テーマに、彼女は会社を設立して取り組んでいるわけなのですが、
直近で体験したオタク文化が「東中野のオタクバー」だったので
その最前線感のなさにスーパーとほほな気分に苛まれ
ると共に、とはいえ自分がどちらが居心地が良いかと言えば
ポップカルチャー最前線であるところの秋葉原よりも
なーんにもない東中野の雑居ビルのオタクバーなんだよな~と
いうところで非常に色んな事を考えさせられましたよー。
(ワタクシも一応、オタク文化圏の中で仕事して生活しているわけだしさー)
至極久しぶりに「オタクって…」って自問自答して自爆苦笑しちゃったもの。
あはは。

面白い一週間でした。
ひとり歩きいもいもでした。