入院26日目
順調に行っていれば、今日あたり退院出来ていたのかもしれない。
が、
今日の午前中の回診で、
「手術して、縫った所がキチンと閉じていない。傷跡の色が悪い。」
という事で、問題の箇所を縫い直す処置をした。
これで、また3〜4日間、傷の状態を診て、
経過が良ければ、さらにその後数日間の経過観察の上、退院検討。
経過が悪い場合は、傷口を綺麗に閉じる為の再手術を受けなければならないとの事。
現段階で、どちらになるか、確率は五分五分らしい。
キチンと傷口が閉じてないなんて、処置の仕方が悪かったのでは?
と、一瞬考えてしまったが、
こんな経験をした事がある訳でもないし、
早々に判断出来る事ではないと思ったので、
もう少し先生の話を色々と聞いたり、自分なりに調べてみたいと思う。
しかし、入院がここまで長くなるとはまったく思っていなかったし、
仕事復帰の目処がなかなか立てられない事が本当に悔しい。
事故の相手もわざと起こした事ではないとは言え、
事故自体は本当に憎むべき事だという感覚に囚われている。
今、失われている時間と、やれなかった事と、沢山の人に迷惑かけてしまった事が全部元に戻せて、やり直せて、
足も完全に元通りになるのなら、いつか事故の事は忘れられるかもしれないし、忘れてやってもいい。
でも、それは間違いなく叶わない訳だから、
事故の事を憎んでる。
今は、そんなマイナスな感覚にはフタをして、
1日も早く復帰出来るように、前向きに治療に専念しよう。
あと少し。
もう少し。