以前の三会合同についてのブログ
の続きです。
インハウスの就活の大まかな山場としては、
１．三会合同の時期
以外に、
２．翌年３～4月頃
３．翌年７～９月頃
が比較的多くなるイメージがあります。
２の時期は、新卒の募集要項の発表と同時期です。この時期の求人は、経験弁護士は募集対象とせず、修習生のみを対象とする企業が多いイメージです。それゆえ、待遇や採用のスケジュール感は新卒に近いです。
３の時期に多い理由は、中途採用の募集が一般的に、採用希望時期の3か月程度前であるためと考えられます。それゆえ、この時期の求人は、司法修習生のみを対象とするものより、経験弁護士や無資格者も含め広く募集しているイメージです。
もちろん、上記はあくまで大まかな印象であり、例外も数多くある（そもそも1年通して何らかの求人はあるし、2の時期でも経験者（司法修習生含む）を募集する求人もあれば、3の時期でも司法修習生のみを募集する求人もある）ので、あくまで一つの目安程度です。
※企業の司法修習生に対する期待・求める人材の場合分け、企業ごとに想定している仕事の類型分けは、今後別途行いたいと思っています。
ここで言いたいことは、これらの求人を見つける手段として、
・企業がHP等に求人情報を公開している ※ひまわり求人求職からのリンクも含む
・非公開求人を転職エージェントから紹介してもらう
という手段があり、修習生がこれからインハウスに就活するに当たっては、両者の活用が必須である、ということです。
今回の記事は、わかっている方には当然ご存知の情報で、少し退屈だったかもしれませんね。
次回は、少し踏み込んで、直接応募とエージェント利用の比較、修習生が利用できるいくつかの転職エージェントの特徴の記載・（辛口？）比較レビューを行ってみたいと思います。