そんなつもりなかったのに。

人とのコミュニケーションで、  
よく起きるすれ違いのひとつです。

 

悪気はないのに伝わらない。  
ちゃんとやっているつもりなのに、ズレてしまう。

 

そのヒントになるのが「客観視」です。

 

よく「客観視が大事」と言われますが、

本当にできているでしょうか。  
そして、何を見ているのでしょうか。

 

客観視というのは、  
ただ自分を外から見ることではありません。

 

自分の中にある“いくつもの視点”を、  
分けて見ること。

 

たとえば、

・何を感じていたのか(感情)  
・どうしたかったのか(欲望)  
・どう見えていたのか(見た目・表現)  
・何を考えていたのか(思考)  

 

これらはすべて、同時に起きています。

その瞬間、  
目の前の相手からの情報も入ってきています。

 

つまり私たちは、  
外からの情報と自分の中の情報を、  
同時に処理している状態にあります。

 

だからこそ、客観視は難しいのです。

 

自分の中で何が起きていたのかが曖昧なままだと、  
内面(マインド)と表現がズレていても気づかない。

そのまま伝えてしまい、  
「そんなつもりなかったのに」という状況が起きてしまいます。

 

客観視とは、  
ひとつのカメラで自分を見ることではなく、

いくつものカメラで、  
自分の中を映し分けること。

 

感情を映すカメラ  
欲望を映すカメラ  
見た目や表現を映すカメラ  
思考を映すカメラ

 

まずは、リアルタイムでできなくても大丈夫です。

あとから振り返るときに、  
どのカメラに何が映っていたのかを見てみる。

 

それぞれを分けて見ていくことで、  
初めて「自分がどういう状態だったのか」が見えてきます。

 

それだけで、 伝わり方が変わってきます


今回の内容を、漫画でもまとめています。  
気づきのヒントとして、あわせてご覧ください。
【漫画】音子先生のコミュ力向上講座
 『なぜか「怖い」と思われる人』