今4ヶ月の人間の子供を育てていますが、子育てが一区切り付いたら
何らかの形で動物の命の大切さを子供たちに伝えるプロジェクトを始めたいと思います。
何故そんなことを決めたのか、今日は動物のお仕事を始めた私の原点のお話をします。
もし宜しければお読みください
子供の頃、小学四年生くらいだったと思います。捨て犬を保護しました。
雑種の仔犬で兄弟でした。
うちは団地だったので飼えません。
その頃父が写真店を経営していたので、お店の裏のスペースで保護していました。
とてもコロコロしていて可愛くてずっと一緒にいれるといいなと思っていました。
人は思い出したくない記憶は都合よく忘れるみたいで、、どのくらいどんな風に飼い主を探したのか覚えてないのですが、(子供だったし)
なかなか飼い主は見つかりませんでした。
とうとう大人が保健所に連れて行くと言い出しました。親だったのか覚えてないのですが、、
子供の自分にはどうすることもできず、連れて行くことになりました。
どんな風に殺処分されるのかとか期間とか全く知らず。
その日のすぐあとに、あの人なら飼えるかもしれない!という写真屋さんのお客さんの方が思い付きました。
ハスキーを飼っているお寺の住職さんでした。聞きに行ったら、確か、いいよって快く承諾してくれたんだと思います。
さっきの保健所にその足ですぐに行きました。そうしたら、もういないよ、と言われました。
25年前の名古屋の保健所でしたが、どんなシステムだったのでしょう。もう引き出せないよ、と断られたのです。
何ということでしょう。
その帰り道、10歳の私は人生で一番の落胆を経験しました。
その子達に申し訳なくて申し訳なくてひたすら落ち込みました。
ずっと罪悪感を持ち続けて償ってきました。
そんなことしても仕方ないんですけどね
その後私は動物の看護師になるために専門学校へ行きました。
小学生の低学年の時に行った動物病院の看護師さんに憧れて、という理由でしたがもしかするとこの子達のこともあるのかもしれないなと思います。
晴れて動物病院で働くことになり、犬達と触れ合う時間がとても楽しかった。病気の子に対しては本気で救いたいと思えた。
そんな中、保健所から犬を引き取り保護し、里親に出すという活動をしている方達と出逢いました。
なんて尊い仕事なんだろうと素直に嬉しかった。
私も何か力になりたいとただただ思いました。
動物病院の仕事の中で私にできることは募金活動でした。あとは里親探しに積極的に携わること。
他のスタッフに引かれるくらい一生懸命やっていたと今では思います。笑
アニマルコミュニケーションのお仕事が出来ているのも動物たちが私を育ててくれたからなのであり、最も信頼できるからなのです。
今、母親になって、(なる前から思ってましたが)子供たちに、動物たちの命の大切さを感じてもらいたい!!と本気で思っています。
もっと勉強して出来ることを増やしていきたいし、もしどなたかがそういう活動を始めてらっしゃるのであればそれを手伝いたいです。
動物たち的には人の役に立つことが大好きだから、施設をまわるとかもいいなと思います
まずはあの子達にお礼を言いたいと思いました。
私のところに一瞬でも来てくれて本当にありがとう
これからも見守っていてね
アニマルコミュニケーターSaya