陽子線治療二年半を経過した頃から再び臀部に痛みを感じるようになった。
そして、定期検診でも陽子線治療をした付近の形状が変わってきていると言われ、2ヶ月後に精密検査をすることとなった。
そして、精密検査までの2ヶ月間の痛みの悪化が著しかった。
まだかまだかと待った2ヶ月後、精密検査の結果、再発が発見された。
前回治療したすぐ横での再発であった。
再発時の父の現状から、やはり外科的手術は困難、抗がん剤治療も効果が期待できない。このことから、陽子線の再照射ができるかの検討が始まった。
検討の結果、陽子線治療を受けられることになった。
慌ただしく、治療前の準備が始まった。
この頃には痛みの影響から座ることが難しくなっていた。