9月18日
この日は定期通院の大学病院受診日だった。
仙骨腫瘍や肺転移等は大学病院で経過を見てもらっているから、月に一度、峠を越えて1時間半ほどの距離をかれこれ10年ほど前から通っている。

そもそも、仙骨未分化多形肉腫と診断されたのは3年前だったが、10年前、ちょうど定年退職をした頃に腰が痛むと言って近くの整形外科を受診した。その際に、仙骨の形が崩れていると言われ、大学病院を紹介された。その時は組織検査まで行ったが癌の診断はなかった。それから、半年から一年に一度、定期的に通院して経過観察を行なっていたのだ。

話がそれてしまったが、この日もいつも通りCTを撮った。
その画像上、肺転移は増大がみられ、左肺には少し水が溜まってきていると言われた。また、残念なことに2回目の陽子線治療を行なった部位も抑えられていないことがわかった。

次の通院は10月末の予定だったが、これから先は在宅で訪問診療の先生にお世話になった方が良いという主治医の判断でこの日が大学病院通院最終日となってしまった。

父は次回の受診も来る気でいたので寂しかっただろう。