歌う指をつくるピアノ教室
「音戯の会」の宇治尚子です♪
ご入会には繋がらなかったのですが、とても興味深い体験レッスンでしたので書き留めておきます。
定年退職後、得意分野で二度目のお勤めをされている60代男性。
大学時代にグリークラブでご活躍だったそうですが、ピアノ経験はなし。
知り合いの先生から、「あなたにピッタリの生徒さんがいるの!」と紹介していただきました。
話によると、
楽譜を独自に考えた方法で数直線で表したり、私が見ても何のことかさっぱりわからない暗号のようなものを持ってこられるの!助けて~💦
とのこと。
そんなん、私も無理ですやん💦💦(笑)(笑)
私にピッタリって…💧
どんな人間やと思われてるんやろ??⤵⤵
なんかわからないけど、とりあえず私の勝手なイメージで好きそうな本を集めてお待ちしてました。(笑)
寒い中、原付でお越し下さったその方のリクエストは…
偉大な先人達の名曲は、なぜ何十年何百年経ても多くの人達に感動を与え続ける事ができるのか?
名曲といわれる曲の音使いには、何か共通する法則のようなものがあるんじゃないのか?
それをピアノを弾きながら解明していきたい!というものでした。
す、すごいです💦💦
素晴らしい‼✨✨
そして、自分がこの世で最も美しい!と思うラフマニノフのパガニーニ18変奏曲を練習しているとのこと。
体験レッスンでは、簡単に楽曲分析してみました。
そして、ラフマニノフとは関係ありませんが、何かのヒントになるかな~??…と、J-POPSでこれを使うと必ずヒットする!というカノン進行という定番の和音進行を紹介させていただきました。
パッヘルベルの「カノン」と同じ和音進行のことで、たとえば
翼をください
恋に落ちて
負けないで
少年時代
100%勇気
男はつらいよ
涙そうそう
などがあります。
パッヘルベルのカノンと交互に弾くと、同じ仕組みなのがよくわかります。
これには大変興味を持っていただけました。
しかし、名曲の「法則」や「定理」というものを追究するのと、ピアノを弾いて楽しむということは少し違いますね。
演奏ではなく、まずは「理論」のような楽譜の書き方とか音階や和声の仕組みを学ばれ、楽曲を紐解くのが近道かと思います。
作曲科とか楽理科で勉強された先生につかれてはいかがでしょうか?
ということで、体験レッスンは終わりました。
とりあえずご入会は保留ということでしたが、私もワクワクさせていただいた体験レッスンでした。
これをご縁に、またお会いできればな~と思います。
何か発見があれば、是非ぜひ教えていただきたいです!♥
ではでは、