子供の頃にピアノを習っていた人が、大人になってピアノを再開した際、かつて教わった弾き方や練習法をなぞることが多いのではないでしょうか?
私が最初に習ったのは、いわゆる「ハイフィンガー」といわれる奏法で、指を鍵盤に対して直角に立てて高い位置から鍵盤を"叩く"のがピアノの弾き方だと教わりました。
ハイフィンガーは、今では古い奏法として完全に否定されています。現在では、ピアノの鍵盤は決して“叩かず” 、腕の重力を使う“脱力奏法が普及してます。
ところが、大人になってピアノを再開された方の多くは、「昭和の常識」でピアノを独習されます。まずは『ハノンから!』と、指をしっかり高く上げては打ち下ろす作業を大きな音でひたすら…💧
指、痛くないですか?💦💦
出てくる音も痛いですよ。💦💦
大人の生徒さんが弾いてみたいと言われるのは
ジムノペディ
月の光
悲愴2楽章
などが人気ですが…
果たしてこれらの曲を弾くのにハイフィンガータッチが必要でしょうか???
まずは、出したい音をイメージすることから始めてくださいね。
いいですか?
決して「ハノン」じゃありませんよ‼💦💦
「ハノン」を否定するつもりはありませんが、やみくもに弾いていてはマイナスにしかならないのでお気をつけくださいね。
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