人と会えない。

 

テレワークの普及など、様々な影響がありますが、それらは、全てが否定すべきマイナスの作用ではなく、肯定すべきプラスの新しい価値観や形を生み出しているようにも感じます。

 

人間が発展していくためには、禍もその糧としていく心が必要なのかもしれません。

 

少しだけ、イメージしてみてください。

 

現実の飲食店や映画館などは、人が滞在できない為、大きなダメージを負ってしまっています。

本当に、厳しく、苦しい状況です。

 

また、企業に事業活動も、人が動かない影響で、様々に変化しています。

 

そんな中、Zoomの普及や様々なテレワークの形によって、今まで現実の世界の中で動き回り、会いに行き、交渉して、仕事をしてきた形が、変わるしかありませんでした。

 

基本的な変化は、インターネット上での生活と実社会での生活の比率の違いに現れています。

 

ウィルスと言う見えない相手と距離を置く必要があることから、外出ができない為、その代わりにインターネットを活用して、そこでのコミュニケーションが主流になりつつあります。

 

昨日書いた新潟にSさんもそうですが、別の東京の仲間であるTさんが、こんな話をしてくれました。

 

「今は、インターネット上で交渉が全て可能です。商取引も、契約も、面接も、インターネット上で完結できるので、実際に納品や物流以外は、ほぼ在宅でインターネットで可能です。」と。

 

その方は、不動産販売やホテルの経営の仕事をされていたのですが、昨今の状況で、人が動かず、まずホテルは客が居なくなり、不動産販売に関しても、営業が動けず、また、買い手も、金融機関も資金が動かなくなってしまい、今までとは逆に、買ってくれたお客さんが現金を流動化する為に、売却したいと言う相談が相次いでいます。

 

今までの流れと真逆の現象のようです。

 

そして、その相談窓口を設置したところ、インターネット上で商談や相談の申し込みがひっきりなしに来る状況とのことです。

 

また、関係する不動産のエキスパートや、会計士、弁護士、税理士などの士業に方々も、全てインターネット上でつながり、組織化され、大きな商流がネットワークされていっています。

 

Tさんは、このようにも語ってくれました。

 

「今まで、会うことでしか価値を見出せなかったことが、インターネット上で遠隔でやり取りするお陰で、逆に、人間関係の重要性や人間性、自分自身の価値や考え方が、今まで以上に重要視され、また、かつて特に日本ではインターネット上で、個人の情報を出す事は避けられてきましたが、実社会と同じくらい、インターネット上でのコミュニケーションがより重要になった。」と。

 

確かに、インターネット上は、記録なども残しやすく、やり取りも残る為、人を騙したり、嘘をついたりできない環境になっているように感じます。

 

インターネット画面を通じたコミュニケーションでは、音声と映像データ以外は接する事はできませんから、今までの現実のコミュニケーションよりも、難しく、その伝えられるエネルギーの量も制限されます。

 

現実に会うことが100%とすれば、おそらく、50%以上、その伝達エネルギーは減少しますが、その分補って余りあるほどの、新しい魅力がそこには存在し、新しい価値観や商流の大変革が起ころうとしていることが感じられます。

 

コミュニケーションにおいて、自分と相手に適切な距離感やバランスの取れた関係性はとても重要ですよね。

 

それが、より鮮明に、明確になっていると言うことが、このコロナ禍によってあぶれ出されてきました。

 

今までの常識は、価値をなくし、新しい環境や価値観を見据えていち早く順応していくことの重要性が現れた形です。

 

いずれコロナは終息する可能性もありますが、しばらくは共存する以外の道はないようにも感じます。

 

そんな状況下で、人間社会はこの見えない難敵と距離を置く為に、現実社会よりインターネット社会での振る舞いの方が安全安心という状況になってきているようです。

 

飲食店も、居酒屋さんがインターネット上で、各人は別の場所で飲み会を行う形や、インターネット上でデートをすることなどなど。

 

勿論、相手に温もりを感じたり、香りを感じたり、はできませんが、会って、話をして、と言う事は出来る時代です。

 

現実で出来ることとの差は当然ありますが、今のこの環境下で全く新しい人のつながりが出来始めています。

 

そして、これからの未来は、自分自身と相手との距離感が、現実とインターネット上での関係と言う二つの側面を持つことになるのかもしれません。

 

ある意味では、自分が2人になるようなそんな時代、インターネットを通じて、心のコミュニケーションがより重要視され、今までの現実で会うことや会話などとはまた違う、自分を発見することになるのかもしれません。

 

例えるなら、オンラインゲームをされている方は、そのゲームの世界と現実の重なり合いがより強くなったようなイメージでしょうか。

 

つながりはインターネットで、現実には最小限の接点でと言うような流れが、今の主流になっています。

 

これからの新しい時代や価値観に、このコロナは契機になったのかもしれません。

 

そして、その本質は人間として変わる事はありません。

 

自分を知り、そして、自分と未来の自分の差を知り、その時代の今に順応し適応していく。

 

そのことの重要性が、より際立つことでしょう。

 

また、このような時代、インターネットやSNSと本当の現実が混同してしまうようなことになる場合においても、自分と相手との距離や、現実と自分との関係を理解しておく事は、航海で羅針盤が必要なように、まさに足元を知る重要な事であると感じます。

 

自分とは、何か?

 

その本当の意味が、重要な時代になってきているように感じます。

 

今日も読んで頂いて、ありがとうございました😊

 

引き続き、どうぞよろしくお願いします✨