※再プレイ感想です※
 
 

 

 

ジャンル▷恋愛ADV

プレイ機種▷Switch

総プレイ時間▷約41時間(共通約4時間・個別約6時間)

 



 

 

 

あらすじ

 
色によって管理される身分制度がある島で、唯一の「白」という色を残す為に、1年以内に夫を見つけるようにと色を管理する組織コトワリより言われ、引きこもりだったヒロインが外の世界に出て半身という名の夫探しをするというストーリー。

目的が夫探しに交配なので肌色成分は多めなものの、とにかく恋愛過程が丁寧で自然で、個人的に乙女ゲームに求める恋愛が堪能できる作品でした。

 

攻略順

璃空→時貞→縁→玄葉→ヒムカ→朱砂
※共通√は選択肢なし。共通終了後キャラ選択へ
※ヒムカと朱砂は制限有り。璃空・時貞・縁・玄葉攻略後にヒムカ√解放、5人攻略後に朱砂√解放
 
 
好きなキャラ順
 
それぞれ違う良さがあるのでほぼ箱推しですが、一番は朱砂です。抱擁力!王道!メインキャラ!に弱い。
 
 
 
 
 
 

~~~ここからネタバレするよ~~~

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

璃空(CV.島﨑信長)


オランピアとは正反対のThe真面目堅物でエリートコースを走る模範島民。同じ舞手として通じ合う所もあるものの攻略キャラで唯一考えが反発し合うのが璃空で、この√はそんな真逆の考えを持ってた2人がお互い分かり合う為にぶつかり合いながら徐々に仲を深めていく展開が丁寧に見れて良かったです。

璃空はとにかく島のしきたりや色層に厳格で、最初はお固いだけの人かと思ってたけど、自分の産まれがハズシで引き取って育ててもらった恩やバレたら黄泉に戻されるという恐怖から青であらねばとしてきた為に色層に囚われざる負えなかっただけで、本来は根は素直で良い子だから憎めないしどんどん可愛く思えてくるようなそんなキャラでした。他√ではだいたいお小言しか言われないんだけど、璃空√後はそれすら「はいはい、可愛いな〜(ニッコリ)」って思えるくらい好きなキャラになりました笑

あと女性耐性がないから反応が一々初心で可愛い!璃空の同僚にオランピアが言い寄られた時の無自覚痴話喧嘩シーンも大好きだし、他の攻略キャラ達がこの2人を見守る雰囲気もほんわかして良かった。(それにしても30歳まで童貞確定が島民に知れ渡ってんの普通に考えたら嫌だな)
この手のタイプは他のキャラと絡ませると大変美味しいのに他の√では門番くらいでしか出番がなかったのでもっと絡みを!下さい!!

 BESTENDではオランピアが待てない!で押し倒して真っ赤になる璃空が可愛いすぎて(頭抱え)ヒロインの押せ押せムーブが大好物なんです。そして人前では褒めるし想いも口にしてくれるのにオランピアと2人きりの時には恥ずかしくて言えない璃空がもう〜!!
ずっと恐れていた恋する=両親のようになることで、それをしてでもオランピアを一生愛したいっていう最高の愛の言葉をくれる璃空に幸あれ。
(珠藍大姉があれだけ反対してたのに最後は納得してくれた理由はよく分からなかったですけど、幸せなのでOKです)





 


天草四郎時貞(CV.上村祐翔)


年相応な感じが可愛いくあとなんといってもお姉さん呼びがずるい!唯一の年下キャラです。でも年下だろうが可愛かろうがやることはやるしちゃんと男も感じさせてくれるのが2度美味しい感じで良かったです。

この√は海の向こうである日本で処刑されて死んだはずの時貞が、天供島に流れ着いてマレビトとして期待される役目に翻弄され悩みながらも成長していく話でした。それはそれで良かったんですけど、時貞の成長部分が話の割合を結構占めてたのと、始まりが長に言われての求婚だったりあとなによりもオランピアじゃなきゃ駄目なんだっていうのが伝わってきずらくて物足りなさを感じました。(あと全体的に柑南にもってかれた感がある)

そして時貞よりも柑南の印象の方が強くなってしまった理由のあのBAD。個人的には一途なサブキャラは好きなんですけど、理由はあれど自分が結ばれることができないからといって八つ当たりのように傷付けてくるのタイプは好みではないのであのENDは好きじゃないんですけど、爪痕は残された感じです。とりあえず柑南は報われないで輝くタイプだと思うので攻略できなくて正解だと思いました。
 
 

 

 

 

縁(CV.内田雄馬)

 
優男・色気・CV.内田雄馬〜!!のトリプルコンボで殴ってくる男。過去に紫が剥で全滅して他の色も危険に晒した罰として死ぬまで交配を禁じられているせいか、他の攻略キャラを信頼できる人達だよと婿におすすめしてくるしで全然気持ちがわからないんだけど、実は子供の頃に月黄泉経由で渡されたオランピアからの貝殻ずっと大切に持っててそれが一番の宝物というのピュアすぎる一面もあって。そんなクソデカ感情抱きながらオランピアに他の男勧めてたのかと思うと... そんなん皆絶対好きになるやつじゃん!!!

 ただ紫の男が過去に白に殺されたことを呪いのように言い含められてたのを受けて殺そうとする所はちょっとよく分かんなかったです。白の女は恐ろしいという話と月黄泉から感じてた女の子とのギャップで迷いながらもそれでもオランピアが好きってことなのかな?でも初恋の女の子を一途に想ってたっていうのだけでも良かったかな〜と思いました。
 
縁のBADENDが結構好きで、朱砂とは見とられた月光貝が光り輝くのもBADですら見れないんだ...とメインヒーローとの差に悲しくなりつつでも強運力では負けてても運命力では負けてないからな!となり、そしてどうせ死ぬなら好きな子に殺されたいっていうのが縁らしいなと感じたENDでした。

 
 
 

 

 

玄葉(CV.杉田智和)


職業柄もれなく解説役で活躍するお方。普段からかってきて軽薄そうに見えるけど、黒としての自分の立場は分かってるし、子供にも優しくてお医者さんで根は真面目というギャップにやられました。あとこう見えて激重独占欲の持ち主というのも最高。大人故に言動がいちいち際どくてドキドキさせてくるCERO:D担当です。(おまけの自己紹介がやばかった)

玄葉自身産まれてすぐの剥で薬で黄から黒に変わって、色層最下層で色々理不尽な目にあってきた中で、偏見なく接するオランピアに惹かれるっていうのが凄く自然で分かりやすかったし、1番身分差恋愛を感じるハラハラした√だったなと思います。
からかってばかりだから本気なの?どっちなの?って振り回されるオランピアも可愛かったし、それに対して俺はこれはデートで口説いてるつもりだったっていう玄葉の駆け引きの上手さよ。最初のハンカチ落とし技(笑)が後々の告白シーンでいきてくるのも素敵でした。

あとこの√では語らずにはいられない薙草。よく言えばオランピアと玄葉の恋愛の良いスパイスになってくれてたけどずっと殴りて〜!!ってなるくらい終始ムカついてました笑 島を変えたいと言うけど結局色に囚われていてただ自分が上に立ちたいだけで、悪意なくとにかく自分が正しいと思ってるところが受け入れられなかったです。(島の決まりで言えば薙草の方が正しいし、ずっとそう教えられて生きてきたから仕方がないのかもしれないけど)あとオランピアの事を必要な道具としか見ていないのも好きじゃなかったです。その点柑南は同じようなことしてるけど、歪んでるけど根底にオランピアへの好意がありそうなところがまだ良かった。

BADではそんな薙草を助けるか助けないか、もしくは助けたのに嵌められて玄葉が処刑コースになるかの2択という救いのなさ。処刑の方ではどうにもならなくなった玄葉が薙草を殺すんじゃなくて、他の男のものになるくらいならってオランピア殺す激重独占欲に萌えました。助けるor助けないかも善寄りの人間が愛する女の為に人まで殺しちゃうシチュもとっても良いんですけど、BESTENDでの殺したいけど医者としての矜恃を持って救う玄葉が好きだなと思うENDでした。
 

 


 

 

ヒムカ(CV.堀江瞬)

 
オランピアを害そうとする者はすぐに拔で消そうとするセコム。とりあえずCV大優勝で純粋なところがひたすら可愛かったです。この√ではヒムカ=卑流呼という神様なこともあってこの世界の成り立ちなどが明かされていく話でもありました。

イザナミに捨てられてからずっと長い間愛に飢えてたんだろうヒムカが、最初こそアマテラスを復活させる為の器だからと大切に接していたオランピアに、触れて知るごとにオランピア自身を好きになっていく過程が良かったです。今までの孤独を思うと1番幸せになって欲しいキャラでした。

 
 
 

 

 

朱砂(CV.松岡禎丞)


下馬評でも婿候補圧倒的1位なのに、オランピアからは絶対に貴方だけは夫にしない!と宣言されるメインヒーローですが、やっぱりこれぞ王道という√で最後に相応しかったです。

                   オランピアの逆鱗に触れた発言


これについては感性が合わず、オランピアの態度にずっとやきもきしてました。圧倒的に顔と声が良くて信頼も厚い、しかも今まで誰の婚約も断ってた人が言ってくれたかと思うとときめきしかなく、自分にとってはめろキュンワード状態だったので笑

朱砂は冷静沈着・職務忠実で鉄仮面の異名を誇るけど、人として信頼できるし優しさもあって何かあっても必ず朱砂ならどうにかしてくれるという頼りになる安心感、なによりずっと真っ直ぐに求婚してくれる所が良かったです。あとオランピアがどんなにツンツンしようが敵わなくて手のひらで転がされてるような感じやオランピアの為なら職権乱用しちゃう所も好きでした。(短編集の嫉妬する朱砂は可愛かったなぁ)


とにかく朱砂に対する絶対の信頼感があったので、スサノオのアマテラスを殺す運命から逃げられなかったBADでは俺達の朱砂がそんなことするわけないだろ!!と暴れ回りたくなりました。圧倒的公式との解釈違い泣


あと最後まで疑問だったのが、白しか産まれないとされる天女島で唯一赤として朱砂が産まれた理由です。ここら辺は続編で語られるのかな?気になります。
 
 


 

 

オランピア(白夜)


あなた色に染まるを物理的に叶えるヒロイン。お人好しで、白という貴重な色でなければ即刻処刑や黄泉堕ちしてそうなくらい色々な問題に首を突っ込む行動力の持ち主でもあります。でも行動力はあるけど、なにかする前には朱砂達に確認したりしてたし、一人で突っ走ってやらかすことはなかったのでそこは良かったです。あと自分で考える力とか間違ってたら謝る素直さがあるのも魅力的でした。ただ唯一気になったのは男性免疫ないからなのかよく「きゃあああぁ!」と悲鳴を上げがちなところ。

 




 

全体感想


良かった所


日本神話モチーフのファンタジー世界観
日本神話モチーフと厳格な色に管理された身分社会が合わさった世界観が面白かったです。


キャラが魅力的
攻略キャラ・サブキャラ・立ち絵すらないキャラ含めて皆が物語に絡んできて繋がっているのが良かったです。


恋愛過程が自然で丁寧
そもそもが半身という名の夫探しが主題なので、ヒロインがガンガン恋愛モードでも違和感なく没入できました。(でも役目を放棄して心中したりするENDはそれで良いんかいと思ったりはした)
 

美麗なイラスト
さといさんの素晴らしいイラストに感謝。


 

気になった所


過去台詞のカットインの多さ
過去台詞のカットインが多いのはかなり気になりました。中々にくどさを感じたのでこれはもう少し減らして欲しかった。

              オラソワプレイ中に一番聞いたであろう台詞



タイトルばれ
これはもうね、シナリオライターの片桐先生のスタイルなのかもしれないけど、毎回分かりやすいタイトルが出てくるのでなんとなく次の展開が予想できてしまうのがなんとも。(璃空√のだいふくとハンバーガーはまんますぎて笑ってしまった)(ニルアドの時にも思った記憶がある)
 

BADENDについて
BADは√がある訳じゃないのでちょっと唐突感があるものも多かった気がします。あとENDによっては、いくら他√だからといえオランピアのその状態を良しとして放置しておく攻略キャラいるか?と思うものもあったりしました。でもBAD=サブキャラENDみたいになってるのもあってそこは良かったです。




気になる所はありつつも、でもそれを差し引いても世界観やキャラやシナリオが自分好みで、恋愛過程を丁寧に描いてくれるこの作品が大好きだなぁと改めて思いました。