通り雨のあと、アスファルトの窪みにできた水たまり
風に揺れる青空と流れる雲が映る
僕は空を見上げた
二つの世界が広がる
空は揺れずに静かに、しかし夏の表情だった
夏至が近いせいか日差しは強く
蝉が鳴くにはまだ早いけれども
雨で濡れた路面から
ほんのひと時の涼を感じた
湧水が流れる川沿いを歩いていくと
風鈴の音が聞こえてきた
人が生きた、足あと
細胞はシャボン玉のように
淡い記憶の中で生きている
記憶には根は無いと思っている
骨格
性格
品格
人を気遣う言葉に
支えられたこと
時が風のように流れても忘れないことがある
自動再生されることもあれば
意識して思い出すことも
足あとは物語る
立ち止まったこと
走ったあと
ゆっくり丁寧に進めた足あと
どんな時にもファインダーのその先に
希望を見ていた。。。
Human League / Human
1986年
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