私は、どこかでずっと「人間」と「アート」というキーワードを小さい頃から常に感じながら生きてきたと思います。
「人間」だけでも「アート」だけでもなく、両方の魅力が常に混在するところに、私が想う”震えるほどの美しさ”を見いだしてきました。
でも、この「人間アート」という言葉に出合うまでは、両者が混在してこそ美しいという真実を見いだすまで本当にたくさんの葛藤がありました。
音楽の仕事、エンターテイメント業界での自分を確立したいと思い、ニューヨークのMTVやアメリカの大学での音楽ビジネス、そしてテレビのニュース番組のADなど本当に多岐に渡る職種を経験しました。
その一方、華やかな世界の裏表をみて落胆する中に、大事なのは人間性だと思い、
●「人間」と繋がる
●「人間」の教育とは何か
●「人間」の可能性を引き出すには
といった、「人間」に着目して仕事をしてきた時期もありました。
混沌とした20代を過ごす中で、「人間アート」の最初のコンセプトが降りてきたときも、最初は、“あ、これだ!”という感覚ではなく、なんか私の表現したいことに近いかもしれないという感じだったのを覚えています。

世界一のメンターといわれる、ジョン•C•マクスウェルは、
『人生を変えたければ、
日常の行いを見直すことだ。
成功の鍵は、
日々の日課の中にある。』
こう言っています。
彼は毎年、年末になると、クリスマスであってもお正月であっても、必ず一人の時間をもち、その年を振り返ってきた。
だから今の自分がある、と2010年に直接話を聞いたことが、強烈な印象として残っています。
それ以来私も振り返りを意識してきて、今やっと「人間アート」が太い線となって私の人生に現れた感じがしています。
また有り難いことに、ここ約1年半にわたり、週に一度、「女性の生き方、働き方」というタイトルで30名ほどの女性の方たちの前でお話する機会をいただき、その中で自然と自分の人生を振り返り、改めて人生の棚卸しをすることで、自分の生きる道を確立していくことができています。
そして、やはり「人間アート」が私のライフテーマだなと確信しています。
今回「人間アート」を再始動させるにあたり、改めてもう一度自分の人生を丁寧に振り返ってみようと思い、こちらのブログで少しずつ発信していこうと思います。



