母校の前を通りかかった。思い出せるあんなこともあれば、思い出せないそんなこともある。
思い出すということが、過去が今にあるということであるとしたらその過去はどこにあるのだろう。もしそれらが空間にあるとしたら、わたしが死んだ後もそこに残るのか。わたしにとって、空間という人間を包み込む存在があることは心の拠り所となっている。思い出せなくとも、そこにある。
わたしは高校には途中から行かなくなったという思い出がある。生きていると人間関係とか勉強とか好きなこととか……わたしもあなたも、もやっとした不安定な何かを感じることはあるかもしれない。わたしにとってきっとあれはそうだった。
全てはあなたを通してみることができる。あなたはあなたを通してわたしはわたしを通して、それぞれに見えるものは違うとしても……違うからこそ其処に人間の面白さを感じたい。あなたの世界とわたしの世界を今が結んで重なり合うことのありがたさを今日もぼんやり感じた。
思い出すということが、過去が今にあるということであるとしたらその過去はどこにあるのだろう。もしそれらが空間にあるとしたら、わたしが死んだ後もそこに残るのか。わたしにとって、空間という人間を包み込む存在があることは心の拠り所となっている。思い出せなくとも、そこにある。
わたしは高校には途中から行かなくなったという思い出がある。生きていると人間関係とか勉強とか好きなこととか……わたしもあなたも、もやっとした不安定な何かを感じることはあるかもしれない。わたしにとってきっとあれはそうだった。
全てはあなたを通してみることができる。あなたはあなたを通してわたしはわたしを通して、それぞれに見えるものは違うとしても……違うからこそ其処に人間の面白さを感じたい。あなたの世界とわたしの世界を今が結んで重なり合うことのありがたさを今日もぼんやり感じた。