愛なのに | 何者にもならなかった だけどこうして生きている


「愛なのに」。


出演 瀬戸康史 さとうほなみ

 河合優実 中島歩 向里祐里

監督 城定秀夫


少しネタバレ含みます。公開中なのでお気をつけください。

    ぜひ、劇場で。



「愛なのに」ああ、愛なのに。

愛が沢山詰まった映画です。

プラトニックな愛。官能的な愛。

ヘタクソな愛。。




(まずはお友達から)も(お付き合い)も飛び越えて「結婚してください!」。 三十すぎの古本屋の店主にコクる女子高生。ありえないw日常パラレルワールドです。


「多田さん。好きです。わたしと結婚してください」


「。。。僕は今年30なんだけど」


「わたし、16です。大丈夫ですよね」





かたや、
結婚式目前にウェディングプランナーと浮気してテクニックをダメ出しされる男。

「ヘタですよね。。」

「えっ?」

「えっ?もう1回言います?」

「群を抜いてヘタですよね」



「どうやったらウマくなりますかね」

「うーん、フウゾクとか通ったほうがいいんじゃないですかね。。
あ、これマジな話」

  

何回ヘタって言いよるん〜w


浮気がバレてフィアンセの女性が仕返し浮気をします。
で、自分の彼が実はヘタクソだった事に気づいてしまいます。
その時の虚脱感が観てるこっち側にしても疑惑の虚脱感。
だってまさかヘタとか知らされてないもん。普通に甘いマスクで優しいトーンの声、遊び人タイプの男に見えるしー。たしかこの人「浅草キッド」の若手放送作家役の人でしょー。

会話が聞いてて普通に楽しかった映画でした。





ロシアのウクライナ侵攻や中国、アメリカ大国の対応やら、外国人不信に陥ってしまった瞬間があって、お目当てミュージカル映画「シラノ」を観ずにこっちの邦画を選んでしまいました。

大作ミュージカル「ウエストサイドストーリー」でさえ殺人が起こるから今は観たくないほど。(2回観たけど)

しばらくのほほん邦画探して観ようかな、、と思っとります。