東野圭吾先生がお亡くなりになったという速報を聞き、未だに現実を受け止めきれておりません。
私が初めて東野先生の本を読んだのは中学生1年生の時、その時に読んだ本は「真夏の方程式」でした。
この本こそが、当時の私にミステリーの面白さを教えてくれたのだと思っています。
第一にミステリー作品として、
人物描写、話の展開と伏線回収、全てが絶妙なバランスで、一瞬にしてその世界に引き込まれました。
周りが見えなくなるほど夢中になって本を読み進めたのは、あの時が初めてでした。
ですがそれだけではなく、この物語を通して
科学者としての東野先生から放たれたメッセージは、今でも私の心に深く刻まれております。
何のために学ぶのか
子供ながらにその問いに向き合い、
時折この本を読み返し、思い返しては
目の前の学びに向き合う意欲を高めてきました。
「真夏の方程式」の他にも、たくさんの東野先生の作品を読ませていただきました。
どの作品も単なるミステリーには留まらず、
家族や恩師など人との関わりについて、
真実を見出すこと、学ぶことの意義についてなど、
多くのことを考える機会を与えられました。
まだまだ多くの作品が
先生の手で生み出されるだろうと思っていました。
この先生まれるはずであっただろう物語を
惜しむ気持ちがあることは否めませんが、
まずは、
先生、今まで本当にありがとうございました。
これからも先生の作品を愛し続けます。
どうぞ安らかにお休みください。