入院中の塗り絵



こんにちは。


乳がんステージ4の  るーです。


入院中について


入院はしたくなかった。


ガンになると突然、治療がやってくる。


今は、通院で、治療が可能になってきたが、


私は、放射線治療で、入院となった。


夫と相談して今回だけという約束で

個室に。


部屋は明るく、窓も大きい。

暖かく、部屋も広い。

最初は満足でした。


Wi-Fiもあって、

テレビと冷蔵庫はカードで。


ホテルみたいだった。


入院の時持参して良かったものは、


延長コード

タブレットやスマホの充電用に


S字ブック

ベッドの柵にかけて、

スマホやゴミ袋を吊るしたり


ハサミ

牛乳のストローを袋から出すのに

苦労した。


爪切り

やっぱり、爪が伸びると気持ち悪い。


綿棒や耳かき

耳が痒くなった。


マグカップ

蓋があれば、更に良し。


歯磨きコップとは、

別のものがあった方が良い。


ちょっとした、袋

エコバッグが私は良かった。


お風呂に入るときに、下着や

シャンプー、リンスなどを

浴室まで、もち歩くのに便利


洗濯物をいれる袋もあった方がよい。


ファイル

書類がとにかく多い

ファイルを次々していくと良い。


ボールペンやシャープペン

排泄の回数を記載するのに

紙は渡されたが、ペンは無かった。


弟のお嫁さんに送ってもらって助かった。

タブレットやスマホでも良し。


メモ帳

日記や、先生からの話を記載

スマホのメモ機能でも良い。


ハンガー

着て行った洋服をかける。

私は、タオルを濡らして、

加湿器代わりに干して加湿した。


大部屋であれば、イヤホン

個室は、いらない。


ウェットのおしぼり

アメニティに含まれているところと

無いところがある。

食後のテーブルを拭くのに役立つ。


とにかく、暇なので

暇をつぶせるもの。

ゲーム、本、スマホ、

テーバーや、アマプラなんかも良かった。


スマホのアプリでラジオ

眠れない夜は、

福山の声で癒されていた。


時計

温度計とかある

デジタル卓上を持って行ったら

楽にみられて、良かった。


温度計や湿度は、かなり、目安になった。


ぬいぐるみ

癒された。とにかく寂しかったから。



持っていけばよかったもの。

編み物など、趣味のものを持っていけば

良かった。


お菓子

甘いもの、しょっぱい煎餅など少し持っていけば

良かった。


コーヒー

インスタントでも良いから。

お湯は病棟にあった。


個室は、ホテルのようで快適だったけど。


個室じゃなくて、

大部屋にすれば良かったかなと。


個室は、寂しかった。

誰かと、話をしたかった。






でも、ここはホテルではない。


病院で大事だと思ったのは、


看護師さんとの相性


これは、何より大事だった。


担当の看護師さんは、ベテランさんで

とても、穏やかな人。


個人的要因か、大学病院の方針なのか、

本当に親切で、丁寧にだった。


吐き気止めの点滴や、放射線治療の痛みで

自分の体を自分で動かせなくなった時、


寝返りをさせてくれたり、

体をほんの少し動かして、

楽にしてくれる。

このほんの少しが、本当に大事。


熱が出ると、


水分が近くに置いてあっても、

取ることができない。


ストローで口まで、持ってきてくれると

飲める。


ナースコールを押す勇気は必要でしたが、

良い病院の看護師で助けられました。




緩和ケアは、痛みをとるだけでは無かった。


今までどんな生活を送ってきて、

どんな事に困っていて

これから、どんな生活を送りたいのか

いろいろと話を聞いてくれた。


集中力を高める塗り絵

手先の運動の折り紙

いろんな手段で、ケアしてもらった。

話を聞いてもらう事や、意欲を高める事は、

自宅で生活をするのに、必要な治療であった。


心が立ち直らないと、体も動かない。

病んでいるのは、体だけではない。


私は生かされている。

救っていただいた命を大事にしないと。


退院した今、杖を使えば歩く事ができる。

家から出て、散歩にでかけよう。


皆さまにも良い事がたくさんありますように。



読んで頂き、ありがとうございました。