天台宗 一隅を照らす運動 東京大会
天台宗 40周年記念大会にいってきました。
金蔵寺のご住職よりご案内いただき、天台声明 並びに ひろさちや先生の講演を拝聴しました。
九段会館 大ホールで開催されましたが、ぎりぎりに行った私の席はすでになく、3階席から観rなければならないほどたくさんの方々で賑わいました。
やはり声明はすばらしい。心の奥のほうからお経が響いてきます。
同じ天台でも私は寺門系 ですからふしがちょっと違ってきます。
次に、ひろさちや先生の「伝教大師 最澄のこころ」と題して記念講演がありました。
天気予報が、雪 と予報されていたにもかかわらず、雨になった場合果たして25%ぐらい当たっているか?
それとも75%あたっているか?という聴衆への質問から始まりました。
富士の高嶺に降る雪も、京都先斗町に降る雪も、川に流れれりゃみな同じ・・・
水が温度という縁で雪になったり、雨になったり、しかしどれも「諸法実相」
最澄なら、75%と答える。それに反して、徳一は、25%であるという話から始まりました。
すごい!!最澄の生い立ちや歴史的な出来事を学者が話のではなく、聴衆に合わせてぐっと方向性を示し、導かれる。身近なところで、自分の視点から考えさせ、心に刻んでいく。
いつかそんな法話ができれば・・・と。勉強してきました。