夏の終わり、ツクツクボウシの声を聞きながらやがて来る実りの秋に想いをはせる作業が大好きだったのに突然冬がやってきたような気温の変化に辟易している坊守です。
皆さま体調などお変わりありませんか?
さて、先月は緊急事態宣言が延長となりお寺の近隣小学校でも感染者が散見されましたので子供会はお休みさせていただきました。ですから今回は久しぶりに子供たちの顔を見ることになり嬉しい限りです。
今回は『いのちいただく』という実話の紙芝居をしました。
これは食肉センターで牛の解体作業をされている坂本さんのお話です。
今まで子供たちには「食べると言うことは命をいただくという事」「食べ物はいのちそのもの」であるという事をいろいろなワークシートを使って伝えてきました。
そして今回は私たちの手元に届くまでにはその食材の命を奪う仕事をしてくださってる人がいると言うことも知っていてほしかったのです。
紙芝居の後、「いただきます絵本プロジェクト」という活動での「牛の解体」のイラストをお借りして子供たちにできるだけその工程を言葉を選んで説明しました。
子ども達はどう思ったのか?いずれ又ワークシートを作ってこころの内を探ってみたいと思います
さて、遊びの時間は前回の子供会で消化不良だったカードゲームを行いました。
子供達はたくさんで遊ぶのが好きですね。
1人で遊べる電子機器のゲームももちろん好きだろうとは思いますがお寺で皆でゲームを
する時、お友達の楽しそうな姿や笑顔を見て自分も楽しい気持ちになったり、口惜しがる姿をみて自分もその思いを共感したりすることで仲間意識が築かれ人間関係がより深まっていく気持ちの豊かさがそこに産まれるからだと思います。
来月もこのままコロナの感染者数が落ち着いて又みんなと会えますように。
今月も楽しい時間をありがとうございました。
合掌