前記事で書いたように、多様な考えを理解した上で判断できるひとになるべく、そのとき気になったネタに関して、色んな意見をなるべく主観なくここに集めてみたい。
今話題になっていて自分も気になっている小山田圭吾さんの件について、様々な意見をネットで漁り、ただ並べていく。このブログでは自分なりの結論をまとめる気はないので、アイデア集くらいに捉えてほしい。
あと、「誰が言ったか」に意味はないので記載しない。元ネタや文脈が気になる方には申し訳ないがリンクも載せない(だいたいはググるかツイッターで見つかると思う)。本当かどうか分からない話もありそうなので、「そういう可能性もあるのかもな」とあくまで想像の材料に留めてほしい。
ちなみに、今時点での自分の意見は「個人的に胸糞だし、反省もしてなさそうに思える。オリンピックは皆が納得いく形でやるべきだし、辞退かクビが妥当だろう。良い音楽を作るのが目的じゃないんだから」というところ。
主観的にかなり悪いイメージがあることは自覚して、なるべく偏らないように集めたいと思う。
では、以下にたんたんと集め、たんたんと並べ、終わりにする。
(終えてから気づいたが、やはりどうしても批判が多くはなった。整理するのもどうかと思ったが、観点が近いものを固めてみた)
「ガキの頃の悪さや失敗は社会に適合するための成長過程だと思ってるので大体大目に見るが、これは内容があまりにも酷い」
「イジメの範疇超えて相手の魂殺している」
「そもそもオリンピックの件の辞退だけでなく、社会的に表舞台に出て良い人間なのか」
「虐められた事がある身としては…今虐めた奴等にある感情は怒りと憎悪だけです。それはこれからもずっと」
「過去にいじめに合った人が、公的イベントでの報道で小山田さんの画像や記事を見せられるのは、セカンドレイプと同じでしょ。だから公的イベントはNG」
「オリンピック・パラリンピックを楽しめない気持ちになった障害のある人や家族、関係者が多数いる」
「『いかなる差別も禁じる』としている五輪憲章を掲げるオリンピック、そして障害者アスリートの祭典であるパラリンピックの楽曲提供を担当するに相応しいと考えたのか、理解に苦しみます」
「組織委員会も真摯に受け止めなければ、東京大会は「凄惨ないじめ加害者が開会式音楽を担当した」という負のレガシーが語り継がれることになるだろう。これはもはや国辱だ」
「再挑戦ができる社会が望ましい」
「今を見ずに、過去の彼に対して石を投げるっていうのが正しいのか」
「反省して今また違う気持ちで頑張っているんなら、それはそれで応援しなきゃいけないと思う」
「つるし上げのような、彼が退場するまでそれを続けるのか、っていうのはまた連鎖になっちゃうんじゃないか」
「ネットで話題になるのは3回目ぐらいのイメージなんだけど、これって10年おきとかにずっと起き続けるのかな」
「彼は今、現時点において十分に謝罪をして反省をして、倫理観を持って行動したいと言っている」
「引き続き、このタイミングなので、彼には支えていってもらいたい、貢献してもらいたい」
「『いじめを悔いてるので、今はそういった行動を反省して今はこんな活動をしてます。償いのためにこんな活動をしています』という情報はあんまり見つからなかった」
「「過去が叩かれているわけではない」「過去のマイナスを埋め合わせる作業をしてこなかった」」
「これまでに被害者に謝ってなかったの?」
「過ちを悔いて障害者支援の活動や寄付を積極的にしてるなら、パラリンピックの精神に合致する別なストーリーに持っていけるんだが」
「心からの謝罪をしたのか、それとも楽曲提供に参画したい一心でその場しのぎで謝罪をしたのか」
「謝罪や許しよりも、忘れることが大事だと思っている。忘却がないと、断絶は広がるばかりだよ。社会も、愛情も、友情もね。」
「意外と被害者はとっくに忘れて、幸せに生きてるから思い出したくなくて、蒸し返されたくないかもしれない」
「何回も自分の武勇伝みたいに言っているじゃないですか」
「「大人になった小山田」が、それを面白おかしく暴露」
「「大人になった小山田(当時)」が「さらに大人になった小山田(現在)」になったところで、意識にそれほど大きな変化があるとは筆者には思えない」
「子供の頃にあんな酷い人権蹂躙を受けて大人になったらそれを面白おかしく雑誌に書かれて被害者の人権は無いに等しい 「彼にも再生のチャンスを」とか「叩いてるこの構図がイジメ」とか なんでコイツばかり必要以上に人権が尊重されるんだ?」
「罪を犯した女を石打ちの刑にしようとした人々に対して、イエス・キリストが仲裁に入り、「罪のない人から、石を投げろ」と言ったところ、誰一人石を投げることができなかった、という話だ。人間誰しも罪人であり、人を裁くべきではない」
「大昔の発言や行動記録を掘り出してネットで超法規的にリンチするのはよくない」
「炎上するから過去の過ちを隠すという風潮は避けたい。対話できる社会にしたい」
「何のために『この人は過去にこういうことをしていただろ!』って叫んでるのか」
「叩くだけではなく、いじめをなくすために、防げなかった場合に、どうすれば良いかまで考えたい」
「ツイッターで謝ってすむことではない」
「採用した方も一緒に経緯を会見とかしたらまた違ってくるんじゃないか」「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会には、重い説明責任があります」
「小山田さんに頼まなきゃいけないんだっていう理由を説明をすれば済む話だと思うんですよ。『知りませんでした』じゃなくて『知っても譲れないんです』ということをもっと説明しなきゃ」
「当人と言うよりも、選んだ人の言葉が足りない」
「知っていながら目をつむってファンとして神輿を担ぎ続け、オリンピック作曲者への道へと導いた責任は僕にもある」
「小山田圭吾だけじゃなくて、当時の『QJ』とライターの責任も大きい」
「当時学校側は一体何をしていたのだろうと不思議に感じる」
「悪趣味ブームだった当時(94~95年)は別に問題にもならず、 その後だんだん世間の常識が変わってきてからは何度も「これはひどい!」的に掘り起こされてきた」
「その時代の価値観を知りながら評価しないとなかなか難しいと思う。今の価値観で断罪してしまうことっていうのは」
「戦国時代位迄遡らなければ(恐らく戦国時代でも)、小山田氏がやったことが『外道』であることは変わらないでしょう」