大手町デイズ -294ページ目

悲しい事故

出社後、会社のテレビを見て驚いた。
仕事に集中しなければならないので、(言い方は失礼だが)ただの脱線事故のニュースだと思った。だが、テレビに集まる人達が増え、それに比例して死者の発表が増えていった。

事故の起きた時刻は、ちょうど電車に乗って通勤していた時間だ。
うちの会社の通勤コアタイムに起きた事故、思っていたように大阪本社では動きがあったようだ。大阪本社勤務経験者は、知り合いに確認の連絡をとっていた。まだ連絡が取れないという人もいた。

午後には東京駅周辺で号外が配布されたようで、会社の人が帰社の際持って来た。

帰宅後改めてニュース映像を見ると、その事故の凄まじさにぞっとした。

電車に乗った乗客に過失は一つもない。
いつもと変わらぬ朝だったに違いない。
そのいつもの朝が、一瞬にして何かをきっかけに変わってしまう。
とても悲しい。

難航している救助活動がいち早く完了しますように。

ケツメイシ@さいたまスーパーアリーナ

今年の国内音楽シーンで、最もノっているのケツメイシのライブへ行って来た。
『春だ二晩!!ケツメイシ祭り!!2日間だけお願いやらせて!!』と題された初日の公演を見にさいたまスーパーアリーナへ。

イベントでライブは3度見た事あったが、ワンマン公演はこれがはじめて。
会場は超満員!(1万8000人入っていたらしい)イベントを覗けば彼らの単独公演での最高動員数だったと思うが、盛り上がり方は最高だった。

『痔持ち一代』から最後の『ケツメンサンバ』まで彼らの魅力が充分に伝わるライブだった。
最近のヒット曲『さくら』などがフォーカスされがちだが、『雲の上から』『侍ジャポン』『手紙~未来~』『ビールボーイ』『門限やぶり』なども逃さず演奏。もちろん『夏の思い出』『涙』『トモダチ』も最高なわけだが。
オープニングには安田大サーカスが登場、ライブの途中にはPVに出演したダイノジと一緒に寸劇を行う。『君にBUMP』からの後半戦では、巨大ビジョンに映し出される映像と、ダンサー達との共演で巨大アリーナでのエンターテインメント性を全面に押し出す。
もともとMCは面白い(下ネタ中心)が、彼らの楽しませる、盛り上がらせるサービス精神を至るところに感じさせた。だから「ケツメイシ祭り」なのだろう。


ライブの話とは違うのだが、グッズの売れ行きが尋常ではなかった。開演90分前の開場時間についたらグッズ売場はさいたまスーパーアリーナの外周を半周する程の列が出来ており、Tシャツ・タオル・リストバンドは完売していた。会場にいたオーディエンスの半分近くはその日のTシャツを着て、タオルを巻いて参加していた。私が列に並んだときにはまだTシャツは販売されており、10分歩いて辿り着いた最後尾では「3時間待ち」と言われた程だった(それではライブに間に合わないではないか)
こんなにTシャツを買うのが大変で、買えなくて悔しかったライブははじめてだ!

素晴らしいライブだったが、残念だったのがおそらく運営サイドにあるのだろうが、段取りの悪さ。
開場、開演時間が一時間も遅れてしまった。遅れるのであれば、遅れている原因などを説明するべきなのだが、入場列が会場の外周を覆ってしまい、何も伝わらない。列が動くのを待機している間に、トイレに行っていた人が、元いた列に戻ろうとすると既に列が動いてしまったので、また最後尾に並ぶよう指示し、係員と客が喧嘩をしていた。
シミズスポーツの日雇いアルバイトは言われた通りの対応しかできないのかもしれないが、誰もが気持ちよくライブに臨めるような環境を作る、ルールをつくるのが主催者側の仕事ではないだろうか。

人は仕事で磨かれる

hitoha


伊藤忠の現会長丹波宇一郎氏が半生を振り返りながら、彼が成し遂げた仕事の裏側や仕事の哲学・醍醐味が存分に語られた一冊。

味わい深い。

表紙の写真を見て、何で地下鉄外苑前駅出口で立っている写真なのかと思ったがこの写真が何よりも彼を簡潔にあらわしている写真だ。伊藤忠商事のトップにありながら電車通勤をしているのだという。自分の会社の「社長職」の人間で例えてみるとその「あり得ない」感じにとても驚くのだが、彼の「一般の視点を持ち続けるため」という理由は最もだ。トップになればなるほど顧客の実態と離れてしまうことが多い。彼は雨の日も満員列車の中で他人の傘の雨粒の冷たさを感じながら、他の社員達と同じように通勤している。そして社長をやめればいずれ小父さんに戻るのだからと割り切っている。

その割り切り方が凄い。自分を伊藤忠商事の「掃除屋」として、バブル時代の膿を出すため4000億の不良債権を一括処理。会社に利益が出るまでは無給で働くと宣言。社長就任時に6年で辞めると宣言し、実行する。こうした凄まじい男はどうして育ったのだろう、とい丹波氏への興味を存分に抱かせてから丁寧に彼の半生が語られていくため、大変読みやすく、彼の味わい深い言葉が嫌み無く染み込んでいく。

1代で叩き上げたIT系社長の本も面白いが、場数を踏んで社長へと昇進した方の言葉は重み、深さが他とは違う。それがなんとも「味わい深い」と思わせるのだ。

遊食菜彩いちにいさん@日比谷

050421


日比谷(有楽町?)にある鹿児島遊楽館の二階にある鹿児島の黒豚を食べられるレストラン。外回りのとき偶然歩いていたら見つけたので、「昼は黒豚」で行く事に。

食べたのは、黒豚バラとんかつ。メニューの写真よりもとんかつが小さく感じられたが、メニューの写真より大きく感じられた豚汁がついていて、なかなかのボリューム。キャベツの量も充分な量なので大変満足です。

値段は千円でおつりが来る程度(たしか970円だったかな?)

会計のレジ横に「ポンタンアメ」「兵六餅」なども並んでいて、ついつい「ポンタンアメ」を買ってしまった。懐かしい味がしました。

*遊食菜彩いちにいさん
千代田区有楽町日比谷千代田ビル2F

米楽@大手町

050420


大手町ビルの地下にある米楽にて。ここはお茶漬け屋さんだけど、「お茶漬け」という言葉から連想されるオヤジのにおいを感じさせないお店で、女性のお客さんが多い。OLと呼ばれる方々なんでしょうか?

限定15食で「炒飯茶漬け」があるみたいだけど、既に終了していたのでいつも食べるお茶漬けの具2種類と一品料理のセットを食べる。値段は忘れてしまったが、千円でおつりがくる程度。一品料理はきまってロールキャベツ。プリプリしていて、ボリュームがあっておいしい。

ご飯とお茶漬けのダシはおかわり自由なので、育ち盛りの兄ちゃんにはやさしい。
おまけにご飯は発芽玄米とのブレンド米みたい。オヤジにもやさしい。

テイクアウトのおにぎりも人気みたいです。

*米楽大手町店
千代田区大手町1-6-1大手町ビルB2F

エムシーカフェ@丸の内

050419


エムシーカフェ。
名前だけだと「ほぁ?」という感じですが、丸の内オアゾ内にある丸善のカフェの名前。
名物は元祖ハヤシライスと言われているハヤシライス。
(丸善の創業者 早矢仕(はやし)有的が考案したといわれている)

おきにいりは、写真にあるオムハヤシ!
タマゴがとろとろしているのがおいしい。
座る席によっては、東京駅周辺を一望できるので、眺めもいいです。

値段がちょっと高い(オムハヤシは1200円)のが難ですが、
一度元祖ハヤシライスを食べてみてはどうでしょう??

*エムシーカフェ
東京都千代田区丸の内1-6-4
OAZO ショップ&レストラン 4F

起業は楽しい! 21世紀ニッポンの起業家人生入門

050417


最近次々と出ているIT社長系列の書籍と位置づけて間違いないだろう。

本書は、起業をすることに関心のあるもしくは、起業に踏み込めないでいる人に向けている本だ。
著者はベンチャー起業の支援を数多くこなしてきただけあり、現在如何に起業しやすい環境であるかを説明する。本書で書かれているように「起業する」というと
「失敗したら、残った借金を全部自分で返済し続けないといけないんでしょ」と思っている人は実際多いのかもしれない。そういう不安の糸を丁寧に振り払ってくれる。

昨年末発売になり、たちまち話題となった『希望格差社会』でたびたび出て来た「リスク社会」という概念がここでもキーになっている。大企業に働いても、起業しても、失業するリスクをつねに抱えていることには変わらない、それが今の日本の現状なのだ。失業するリスクの大小はあるかもしれないが、リスクがあることには変わらない。
『起業は楽しい!』という書名がそのまま著者の主旨だが、楽しいだけでなく背負わなくてはならないリスクと覚悟についてももちろん記してある。

本書は起業に関心がある人の心のドアを3発ノックする内容。
ノックされた人が次の進むための、実務的な入門書があれば良い。
これも出来れば、実務や様々な選択肢が体系的に網羅されていながら、入口の広い本があるといいんだけど。

初トラックバック!

土日の休日も終わろうとしている日曜の夜にブログを見ると、
私のブログがトラックバックされているではないか!

これか!

これがトラックバックってヤツなのか!
(あまり意味わかってませんが)

しかも一度に2件も付いているではないか。

本の感想を書くと、ひょっとしたらトラックバックされやすかったりするのだろうか?話題の書籍なのがよかったのだろうか?何はともあれ、ブログの醍醐味のさわりだけでも味わった気分で一杯である。

渋谷ではたらく社長の告白

shibuya


私も一アメブロユーザーとして、本書を店頭に並んで間もなく手に取り、多くの人が書いているように一気に読まさせていただいた人間だ。発売後の感想が殺到していたので、あえてちょっと間のあいた今感想を書いてみよう。

スピード感の効いた本だ。それが一気に読ませてしまう一番の要因なのかもしれない。素早い判断と実行が求められる著者の業界ならではの体質が、文章にもにじみでている。もちろん熱いハートも然り。
きっと著者は決断が素早く、熱いハート・信念を持っている方なんだろうと察しがつく。

会社設立から業績上昇→株式上場までの展開はドキドキワクワクの連続だったのだろう。多忙の中にも滲み出る充実の結晶が遥かに多かったことがうかがえる。青春時代の武勇伝を語るかのような印象を持つ。そんな青春の1ページがネットバブルの崩壊で、急展開を見せる。下落し続ける株価と、離れていく従業員、失われる信頼、会社も自分もギリギリの所で戦う著者は、疾風の青春時代から新たなステージへと必然的に流れていく。

幸せの「方程式」を失った現代の若者にとっては、自分の進むべき道を考えるきっかけとなる一冊だ。若ければ若い程良い。「現状に悩みながらも、一歩踏み出せない世代」にも、小さな(当人にとっては大きな)一歩を踏み出すエネルギーが本書にはある。

著者の若さゆえか、年配の人がどれだけ本書を手に取るか私には分からない。(私はそう思わないが)「若いのにチャラチャラ稼ぎやがって」と腹からくくっている年配者がいるのは事実だ。著者がこれからの世代に熱いメッセージと人生の指針となる一冊を作ったとするならば、次は世代を超えて読まれる文字通りの「ロングセラー」を作ってみたらどうだろう。今の店頭での展開を見ればわかるように新刊・話題書として大々的に展開されている。しかし、発売から半年・1年経てば店頭での展開は棚へと必然的に移動する。要するに棚から動く本を書いてみたらどうだろうか?と思うのだ。本書は話題書・新刊的に動く書籍だ。これまでの道のりを振り返る著書としては、まだ若いのだ。

著者の起業・上場・ネットバブル崩壊の経験を活かした起業家のための実用書が見てみたい。著者を全面に押し出さないコンテンツ勝負の一冊を。内容にも依るが、それこそずっと店頭で生き続ける1冊となるはずだ。

(以下おまけ)
ブログ内のコメントを見ていると「近所の書店に売っていない」というコメントだった。都内の大型書店で買った私は気にもとめなかったが、後日本書のスリップを見てみると「直扱い」と書かれているではないか。通りで街の書店では手に入らないわけだ。

本書の感想以上に一番驚いたのは、「直扱い」なんだということ。
アメーバブックスの別の書籍も同じ取引形態なんだろう。いやぁ~思い切ってるねぇ~~!

MARUNOUCHI CAFE EASE @丸の内

050415


お昼だけでなくて、利用頻度は実はよるの方が多いかもしれない丸の内カフェ EASE。いつも様々な企業とコラボレートしたカフェを展開しているが、今日は特別な展示も無く通常のカフェだった。

食べたランチはパスタランチで、シーフードとオクラのパスタ。これにポテトサラダ、ゼリー、アイスコーヒーを頼んで997円はお得。女性だったらお腹いっぱいになっちゃうくらい。男には物足りないかもしれないけど、「腹8分目」を目標にしている僕には丁度いいくらい。

丸ビルという都合女性客が多いのですが、ランチタイムは近隣のビジネスマンが多く押し寄せている。喫煙席は広くて、ゆったりすることができる(私は禁煙家だが)そんなお店。

*丸の内カフェ EASE
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 1F