ひまつぶしフォト散歩 -7ページ目

ひまつぶしフォト散歩

カメラを持ってテクテク散歩、ときどき旅行と音楽

南武線の矢向駅から多摩川に向かって歩いていくと、多摩川のすぐ手前に運動公園がある。

ここは公園の一角に梅園があり、明治17年(1884)に明治天皇が梅を観賞するために立寄ったほど梅の名所と知られ、それを記念して「明治天皇臨幸御観梅跡碑」が建立されている。

 

第二京浜に架かる多摩川大橋脇から河川敷に降り、下流の方向へ歩いていくと川崎競馬練習場がある。

疾走する競走馬が見られることを期待して行ってみたのだが、すでに小向仲野厩舎に引き上げた後で、広大な馬場は静まり返っていた。

 

河川敷を引き返し上流側に向かって歩いていくとゴルフ練習場があり、その先には武蔵小杉のタワーマンション群も見え、開放的な景色の中を気分よく歩く。

ゴルフ練習場が途絶えたあたりから、土手を乗り越え再び街中に向かう。

この辺りの地名は古市場といい、名前の由来は何となく想像がつくがあとで調べてみると、想像通り鎌倉時代に古くから市がたっていたことに由来するそうだ。

 

密集した住宅街の中を、絵具の緑で線を引いたような遊歩道を歩き、鹿島田方面に向かって歩いていく。

途中、天満天神社に立寄ったりしながら、下平間で府中街道を渡ると、鹿島田の高層マンション群が見えてくる。

鹿島田といえば、昔は大小の工場があった地域だったが、現在はそれらの工場が移転しその跡地に高層ビルやマンションが建ち、全く別な街に様変わりした。

だが昔からあった商店街はそのままで、工場の労働者相手の居酒屋も残っている。

こういった新旧二面性のある街は、同じ歴史を持つ南武線沿線の武蔵小杉にも見られる。

 

鹿島田駅前の繁華街を抜け、南武線の踏切を渡り浜川崎駅の方へ行ってみた。

浜川崎駅はもともと貨物駅として開設しただけに、駅の横に広がる貨物列車操作場は、撮り鉄にはこたえられない風景だろう。

まるで鉄道模型のジオラマを観ているようで、コントローラーがあれば眼下の列車を自由に動かせるのではなかと錯覚してしてしまう。

何本も並行する線路の先は見晴らしが良く、遠くに立ち並ぶ武蔵小杉のタワーマンション群を眺め散歩を終えた。