母70歳。
ついに認知症外来を受診。
母は病院嫌い
専業主婦になって40年以上、健康診断を一度も受けていない
これも心配症の私は母が50代の頃から受診して欲しいと何度も言ったけれど聞く耳持たず
私と姉を産んだ産院が徒歩圏内にあり、産科は随分前に閉めたけれど、耳鼻科としてやっていて、母はめまいや低血圧もあり定期的に通っていた。
月1で血液検査もしていた様子。
それだから大丈夫と言い張っていた
その耳鼻科も院長の高齢化で閉院しました。
母が50代の時だったと思う。
母が認知症だと思った私は認知症外来が近くにないか調べて、父親に伝えた。
徒歩圏内の脳外科にそれはあり、母親も行ったことがある病院(50代の時にめまいで1度だけ)。
けれど父親は連れて行く気無し
姉にも伝えたら自分自身が頭痛持ちなので自分の診察と言う名目で連れ出してみる。
と言ってくれたけど、姉も働いているので忙しい。
母は姉の診察には付いて行くけれど、私は受診しないと言っている
なんだかんだであれから5年たって今年7月に受診。
父、母、姉の3人で。
簡単な知能テストをして脳のMRIを撮って、認知症である事を告げられました。
その病院でも上半身の服を下着含めて脱いで検査着に着替えるのに、服を脱がずに検査着を着ていて、姉が言っても言う事を聞かず、看護師さんが手伝ってくれたみたい。
認知症と告げられ、病院を後にする時に、看護師さん達から両手を取られて「こっちですよ〜」と介護が必要な老人のように扱われた事に母はご立腹だったらしい。
姉もあれはあからさまでやり過ぎと言っていた
要介護認定をこの病院で受けるのかと思っていた父と姉(私もそう思ってた)。
住んでいる市町村の窓口に申請するらしい
医師から父は「まだ何もやってないのそっちの手続き終えてから病院に来るんだよ普通は。」と言われたらしい。
上から目線の先生だったと姉が言っていた。
その後、父が申請や訪問調査の手続きをして要介護1と判定されました。
(要介護2だと思い込んでいたけど父からのメールを再度確認したら要介護1だった)
この病院での話は姉から聞きました。
私:簡単なテストはどんな様子だった
姉:廊下で待ってたから内容は分からないけど、猫て言ってたよ。ヒヒヒッ
て思い出し笑いしていた
姉は明るい。
こんな状況(母の認知症が徐々にだけど進行している)で笑えないよ私は。
でも想像したら可笑しくて一緒に笑っちゃった
この明るさに父も助けられていると思う。
「病院に行ったんだってね」と父に電話した時に姉が一緒に行ってくれて助かったと言っていた。
病院ではこんなやり取りもあったらしく↓
先生「今日は誰と来ましたか」
母 「お父さんとお友達」
姉 「…」
母 「お友達よね」
姉 「娘だわ」
母 「えー娘なの」
これ、お姉ちゃんは寂しかったはずよ
そしてこの話を聞いた時にサラッと流してしまった血圧の話。
母の血圧が200だったらしい。
ネットで調べたら死ぬレベルだって
姉の夫もそっちの方がまずい。なんか病気じゃないと言っていたみたい。
興奮していたと思うけど200って
看護師さんも帰りにもう一度計測してくれたみたいだけど200
この日、血液検査もしたらしく、その結果を父が聞きに行ったけれど、どこも悪い数値はなく健康との事だったみたい。
血圧を下げる薬と認知症の薬をもらったらしい。
薬を飲んで毎日150くらいで落ち着いているみたい。
しかし認知症の薬は隠してしまうらしく、父が苦労しているみたい