被災地の方々におかれましては、未だ大変な生活を送っておられる事につきまして、
心よりお見舞い申し上げます。
瓦屋根についても、熊本城天守閣を初めとしてかなりの被害が御座いました。
熊本県は、瓦の家が多いと言う事で、倒壊してしまった家も相当数が屋根材に瓦を
使用されていた様です。
つきましては当然の事ながら、瓦が重たいから家が潰れてしまったんだ、と言う印象を
お持ちかと思います。
しかし、軽い屋根でも潰れてしまった家もかなりあります。又、反対に瓦屋根の家でも
無被害の家もあった様です。
一体違いはどこにあるんでしょうか?
私は、建築において大事な事はバランスだと思います。
なんやえらいザックリやな〜、なんて信用してもらえないかもしれませんが、例えば
細い柱のきゃしゃなお家に重たい屋根材を乗せれば当然倒れます。でも太い柱のがっちりしたお家で、色々な起こるかもしれない不測の事態について、しっかり知恵を絞り、ちゃんと実行されていれば倒れたり、瓦が落ちてきたりなんてことはまず考えられないんです。
ただ重たいというだけで、本当にダメなら1400年も残るでしょうか?
とにかく、屋根を軽くしなければ!と言う考え方は迷信です。勿論、家のバランスによっては、軽くしなければならないこともありますが、基本的に屋根には、ある程度の重量をかけなければいけないんです。
現在は、瓦屋根工事においても、耐震化された工法が開発され徐々に普及してきております。ガイドライン工法と呼ばれておりますが、熊本城城彩苑がこの、ガイドライン工法で施工され、実際に無被害であった様です。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡下さい。丁寧にご説明させていただきます。

