遺品整理はいつ何から始めるの？3つの進め方で完了させよう
遺品整理を始める時期は明確に定められていませんが、遺品整理を何から始めるべきなのかはある程度決まっています。
そこで今回は、遺品整理を始める時期や何から行うべきかについてご紹介いたします。
遺品整理はいつ何から始めればいいの？
遺品整理を行う時期は、法律上いつから行うのか明確なルールは定められていないため、遺族は精神的・時間的に落ち着いてから行う方が良いでしょう。
例えば四十九日や諸手続き完了後などが精神的に落ち着く時期ですが、故人が賃貸住宅に住んでいた場合は、退去期限が迫る葬儀後すぐに行う必要があります。
また、死後10ヶ月以内に相続税の申告をする必要があるので、それまでに遺品整理を行うようにしましょう。
では、遺品整理は何から始めればいいのでしょうか？
1. 形見分けや遺産の分割
何から遺品整理を行うかは、ケースバイケースで異なりますが、多くは形見分けや遺産の分割を最初に行います。
ある程度形見分けや遺産の分割が完了したら、本格的な遺品整理を始めていきましょう。
2. 不用品の処分
遺品整理を始めるにあたり、自治体のゴミの処分方法の確認を忘れずに行っておきましょう。
遺品整理では「不要な物」「残す物」「保留する物」の3つにカテゴリー分けを行い、「不要な物」を処分します。
処分は自分たちで行うこともできますが、家具や家電など重たくて大きな不用品は、遺品整理のプロに依頼して手伝ってもらいましょう。
3. 不動産の売却
故人が賃貸物件に住んでいた場合はこの項目は省略することができますが、持ち家であった場合は売却することも可能です。
遺品整理が完了したら、故人名義の不動産を売却するために相続登記を行いましょう。
相続登記が完了したら不動産屋を探しますが、遺品整理業者と提携した不動産屋を探すことで、相続に強い不動産屋を見つけ出すことができます。
また、遺品整理を業者に依頼するときの料金を大幅に値下げしてくれる場合もあります。
遺品整理を無理なく進めよう
亡き故人を偲ぶのと同時に、「遺品整理を何から始めればいいの？」と不安を抱く方が多いですが、遺品整理は主に今回ご紹介した3つを行うことでスムーズに完了させることが可能です。
ゴミ屋敷状態になっている場合や、家が広い場合、物が多い場合などで自分で遺品整理ができない場合は、プロに依頼して遺品整理を手伝ってもらうようにしましょう。
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