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こんにちは。3月28日火曜日

お買取屋さん東京本店です。

 

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お時間がありましたら是非読んでいただけますと嬉しいです。

 

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第3話 ~国内での貨幣の流通~其の②

※国内での貨幣の流通は長くなるので、3回にわけてお送りしています♪

 

「小判」には「慶長小判」「元禄小判」「宝永小判」「正徳小判」

「亨保小判」「佐渡小判」「元文小判」「文政小判」「天保小判」

「安政小判」「万延小判」の12種類があります。

 

後期になり財政が苦しくなるにつれて金の品位(金の含有量)を下げて改鋳(かいちゅう)をします。

それにより小判も時代が下がるにつれて金の含有量が少なくなりました。

 

小判は現在の円換算すると約30万円というところです。

小判1枚で江戸時代には庶民が1ヶ月生活できました。

ちなみに江戸時代後期には慶長大判にプレミアがついて約100両で取引されていたそうです。

 

江戸時代から今で言うコレクターは存在していました。

小判は現在でもしっかり評価されていますが状態に寄って価格差があります。

金サビが多く付着していたり小判の側面(エッジ)に

波打ち(たわみ)が有ったりすると価格が下がります。

 

小判には表面・裏面に小さな刻印が打たれている物も多く見られますが、

その刻印は当時の両替商が打ち込んだお店の刻印です。

両替商とは現在の銀行のような存在です。

持ち込まれた小判を後で紹介する小さな金貨や銀貨に替えることを

主な業務にしており両替手数料を主な収入にしていました。

 

両替商の他に「札差」(ふださし)という職業がありましたが

当時の旗本(幕府お抱えの忠臣)は給料をお米で配給(俸禄と言います)されていたので

それら俸禄を札差が買取っていました。

札差は米相場と掛け合わせて差益を利益としていました。

 

両替商と札差は全く別の存在です。

 

元禄時代などにこの「札差」が幅を効かせて遊郭等で派手な遊びをしていたので

「御大尽」(おだいじん)と呼ばれていました。

 

「札差」が幅を効かせすぎると幕府にとっても目立つ存在になりました。

旗本が当年の俸禄だけでは生活が苦しくなり翌年の俸禄まで「札差」に

買取をさせる事により旗本が札差に借金をする結果になります。

 

当初は旗本も翌年のみの買取を札差に依頼するだけでしたが

更に翌々年、3年先の俸禄まで買取を迫る迄になると借金は膨れあがる一方です。

 

私腹を肥やすのは札差だけですから「御大尽は年々贅沢な生活をする」

その結果旗本は生活に困窮しました。

 

「慶長小判」

重さ:約17.73g 品位:18金

続きはまた明日。

本日もブログを読んでくださりありがとうございました。

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