りなside


映画のワンシーンかと思った…


一瞬、スローモーションかと思うくらいに

真っ直ぐに金髪の彼に向かって走ってく


驚く彼に満面の笑顔の先輩は

彼の腕を強く掴む…



あー、尊い…


そう私は、BLをこよなく愛する腐女子

しかも超がつく、オタク気質の私


部活も表向きは軽音部だけど、実際は

人気アイドルやボーイズグループとか

海外BLドラマを鑑賞して自分の最強推しを

探すこと

部員と情報交換して推しのプレゼンが

軽音部の裏の部活なんだ


そして、今、わたしの最強推しを見つけた!


理想的な身長差と遠くても、男子とわかるのに

整った可愛らしさが何かアンバランスで

目が離せなかった、、

あー、近くでみたい



早く、追いかけなきゃ!

多分、博物館の出口を抜けたら

ショッピングセンターにつながってるはずだから

きっと、ショッピングセンターに行くと思う

走るの苦手だけど、今日は何とか2人の姿を

もう一度見たいんだ
















だって、私の推しカップルを見つけた瞬間

だったから