【師のブログより】


「自分の足の裏の汚れをなかなか自分で見ることが出来ないように、人の足の裏の汚ればかり気になってしまい指摘をしてしまうんですよ」。ということをある文献でお大師さまが説かれているのを見たことがあります。

そのように人は、自身のことを見つめようとはせず、自分の測りから物事を理解しているつもりなってしまい、ついつい人の批判やダメ出しをしてしまう傾向にあるように思うのです。

完璧にこなせる人なんていないのですから、自分自身にも何か欠点が必ずあるように思うのです。

普段から自分のことを見つめながら、自分の欠点を認識して弱いところを自覚することは、とても意味があることのように思います。

また、誰もがみんなそれぞれに欠点や弱いところがあることかと思います。

自分は自分の欠点や弱いところを人に言わなかったり見せなかったりすることが、本当の意味での強い人ではないと思うのです。

本当に強い人というのは、自分自身で弱いところや欠点を知っていて、堂々とその弱さを人に見せられる人だからこそ、本当の意味での強さを持っている人なんだと思うのです。

そんな弱い自分自身に対して、懺悔して一歩前へ。懺悔して一歩前へ。っと、歩んでいくは、大切なことのように思うのです。

そんな懺悔の日々がきっと自分自身を幸せにしてくれているように思います。

もしかしたら.....あの時に誰かを傷つけたのかもしれない.....もしかしたら.....感謝が足らなかったのかもしれない.....もしかしたら.....誰かをガッカリさせたかもしれない.......もしかしたら......いたらぬことを言ってしまったかもしれない....。

そうやって、自分のことをよく見つめながら、本当の幸せ探しをして、本日もコツコツとコツコツと仏の道を歩んでいけたら幸いに思います。



前へ前へ‼︎直往邁進‼︎勇往邁進‼︎ですね(^^)

懺悔 懺悔 六根清浄。

合掌