当校の特色は、医療・福祉の学科がそろっていること
なんとなく、お互いの職種については知っているものの、実際に現場でどの様な役割を担っているのかは…
そこで、ケースカンファレンスを行い、それぞれの職種についての理解を深めていこう!
と、われら橋本学科長を委員長として企画された今回の行事
初の試みとなるため、それぞれの学科教員が集まり、どの様に運営をしていくのか企画を何度も練り直し、今日を迎えました
対象は、各学科最高学年(OT,PT 4年生、DH,OM 3年生、WE 2年生)
それぞれ学科での総合実習を終え、卒業と国家試験を控えた学年が集まり、グループに分かれてカンファレンスを行います
1つのグループに作業,理学,歯科,鍼灸,介護の5つの学科の学生が集まり、
まずは自己紹介から
その後は、事例紹介を通して各学科ごとにアセスメントを行い、それぞれの情報を共有していきます
同学科内でのカンファレンスやディスカッションは、これまでにも多く経験はしていますが、自分たちの職域を踏まえたアセスメント内容を他職種の人たちに伝えるのは、思った以上に難しかったようです
それぞれの職種で使用されている専門用語を他職種に分かりやすく伝えるには、どうしたら良いか…
当たり前の様に使用していた用語が、実は自分たちの職種でしか通じなかったとか。
どの様に伝えたら理解してもらえるか。
やらなければ気づかないこともたくさんありました
その後は、それぞれの職種で何を課題とし、どの様にアプローチして行くかを焦点化していき、また、グループ全体に伝えていきます。
学科ごとに色分けされた 課題・目標・アプローチ内容 の情報をシェアしていき
さらに、グループ全体として対象者の方に、どう関わって行くと良いのかを話し合います。
こうやってグループ内でディスカッションしている中で、職種は違うけど同じ様なところに視点を置いて考えていることや、課題や目標は同じでもアプローチ内容が職種によって違っていたり、お互いが協力することで更に効果が期待できそうだったり、色々なことが見えてきました
そして、その気づきが今回の最大の目標
最後は、自分たちがまとめたものを他のグループに発表して
初の5学科ケースカンファレンスは終了しました
最後は、お互いの労をねぎらっての交流会
初めは緊張して硬かったグループの雰囲気も、ケースカンファレンスを通してお互いを知り、打ち解けた様です
1日かかりで行われた今回のケースカンファレンス
初めての試みだったので、ドタバタしたところもありましたが
他職種と連携をとることの必要性や重要性を少しでも感じてもらえたのかな
そして何より、それぞれの専門職の役割を知ってもらえたのかな
と思います
学生のみなさん、企画運営をしていただいた各学科の先生方、1日大変お疲れ様でした
あっ、本日の様子をケーブルテレビや新聞社の方達に取材に来ていただきました
どの様に掲載されるか楽しみですね