我が家には虎がおりませんので(笑)、
虎柄の猫で代わりにご挨拶です。
名前はアンディ、5歳♂
旧年中は大変お世話になりました。
今年も是非ご贔屓にお願い致します。
さてさて例年でしたら元日のこの時間は
初釣りに行っているところですが、今年は
次女が受験を控えていますし自粛・・・
っと普通ならなるところかも知れないです
が(笑)、一番の理由は、
釣れそうもないから
です(笑)。いや、行ったら釣れそうな気も
するんですけど、寒い中行って釣れなかっ
た時がかなりガッカリするかなと思いまし
てね。次女は私が釣りに行こうと受験勉強
には何の影響もないですね(笑)。
例年行ってたのは“別荘地”と呼ぶこの場所
ですが、コロナ禍とあって釣人も増えて
恐らく状況も変わっているのではないか
と。昨年の結果で自分の中でヘチ釣りは
一区切りがつきまして、クソ寒い中頑張
って行ってゴリゴリと数を求めなくても
良いかなって感じになりました。
っで、昨年の結果ですが、途中経過は記事
にしましたが、最終的にどんな数字になっ
たのか、実数を基に分析・検証していき
たいと思います。記事としてはかなり長く
なることが予想されるのでお正月のテレビ
に飽きたらとか、まとまった時間が取れた
時に読むことをお薦め致します。
総数
2021年に私が釣り上げた数(30cm以上
キビレ含む)の総数は505枚となりまし
た。この数字は個人的な年間釣果記録にな
りましてかなり嬉しい数字です。これまで
の記録が2019年の234枚でしたのでのこ
れまでの記録を2倍以上に増やしたことに
なりますね。
505枚目、2021年最後の黒鯛
昨年は毎週ほぼ2回、長い休みはほぼ毎日
ヘチ釣りに費やしてきた結果の数字です。
昨年は52週間ですので大まかに10枚弱の
黒鯛を毎週釣ったことになりますね。土日
5枚づつ、盛期ならさほど大変でもない数
字かなって気はしますが、釣れない時期は
とてもじゃないが私には毎週続けられる数
字ではないです。
では昨年の釣果、なぜそこまで伸ばせたの
か、その結論的な部分になりますけど、盛
期の1日に釣れた数を飛躍的に伸ばせまし
た。まずそこが一因です。
ツ抜けした回数15回。
最初にツ抜けした4月30日の1枚
その15回の釣行だけで181枚釣ってます。
2020年がツ抜け1回だったことを考えると
確実に一因ですね。じゃあなんで1回あたり
の数字を飛躍的に伸ばせたかなんですが、
それは後程。
毎度書いてることですが、今年釣った505
枚の黒鯛、立入禁止・釣り禁止等の他人様
に後ろ指差されるような場所では釣ってま
せん。全て普通の人が普通に行ける場所で
釣っています。沖堤の釣果すら含まれてま
せん。立入禁止だとか釣り禁止だとかそう
いう場所で釣らなくても十分に数は稼げる
と私は思います。柵があるから立入禁止、
そんなことは子供でもわかること。越え
られるから越える、グレーゾーンだなんて
言う人も私の釣場にはいますが、子供に
なんて説明するのか聞いてみたいもんです。
私も柵を越えてエサのカニを取ったことが
数回ありますが、当時小学校低学年だった
娘に説明できないのですぐにやめました。
それからカニは購入しています。
あっ、ここまで色々言ってちょっと気が
引ける魚が1枚居ました(笑)。
小さいくせに気が引ける1枚(笑)
釣った後に警備員に声を掛けられて釣り禁止
を知る(笑)。なかなか良い釣場かななんて
また良い時期に行こうなんて考えてました(笑)。
月毎
次は月毎の数字を見ていきます。
1月 5枚
2月 5枚
3月 7枚
4月 47枚
5月 90枚
6月 85枚
7月 75枚
8月 109枚
9月 25枚
10月 23枚
11月 20枚
12月 14枚
やはり一番目立つのは桁が変わっている
8月でしょうか。
8月最初の年無し、メジャーが夏仕様。
8月が爆発しているように見えるかも知れ
ません。でも実はそれほど釣れ方に差は
感じておりませんで、数が増えたように
見えるのは単純に釣行回数の差なんです。
8月は夏休みがあるので釣行回数が増える
んですよ。5月が多く見えるのもGWの影
響ですね。数が多く見える4月から8月の
の合計釣果は406枚、8割を越えている
んです。それを考えると昨年の年間釣果は
ほぼこの期間でどれだけ釣ったかで決まり
ましたね。過去も数の違い、時期の違い
はあれど、釣れる時期に稼ぐという傾向
は同じに思います。昨年は秋爆がなかった
のが見てとれますが、盛期の数に併せて
秋爆があったらどこまで行けたのか興味
は湧きます。
8月から9月にかけては釣果数が1/4以下
になってますが、何かきっかけみたいな
ものがあったのか気になりません?(笑)
実はあったんです、台風です。8月の終わ
りだったか9月の初めだったかに台風が
来たんです。私がメインにしてる釣場は
河口域なんですが、凄い濁流になってし
まったんですね。その時で一気に魚が抜け
てしまいました。もう一度戻ってくるかな
と期待しましたが、全く戻ってきませんで
した。黒鯛は一回抜けてしまうと時期にも
よるのかも知れないですが、再度戻って来
るってことはなさそうだとわかったのは
収穫です。ただその時点では500枚を意識
してたので、極端に釣れなくなった9月から
12月は辛かったですね(笑)。
種類
私の場合、ヘチ釣りでの釣果はもちろんの
黒鯛と、外道扱いされることもあるキビレ
を含んでの数です。その内訳です。
黒鯛 492枚(97.42%)
キビレ 13枚(2.57%)
2021年は極端にキビレが少ないですね。
関西ではほぼ確実に外道扱いされるキビレ
が私の釣りでは外道どころか40枚に1枚
の幻の魚的な(笑)。
2021年最初のキビレ
場所が変われば立場が変わる、面白いもん
ですねぇ。私はキビレを積極的に釣ろうとか
黒鯛より好きとか言うつもりもないんですが
釣れてガッカリすることはないですね。
引き方がちょっと違って、釣れてみたら
キビレだった、自分の感覚は狂ってなかっ
たのを確認、みたいなちょっと答え合わせ
的なのは黒鯛にはない楽しさです。
関西方面では釣り分けるなんて話も聞きま
すが、関東ではそんなことできないくらい
に数は少ないです。
サイズ
サイズは正直言って、分析したところで
今後の釣果のプラスになるとは思えないん
ですけどね(笑)。鈎のサイズ?そんなに
繊細な釣り方はしてないんですよ(笑)。
私がメインにしてる釣場は東京湾の中でも
サイズに恵まれている印象があります。
昨年の釣果、505枚の平均サイズは
44.46cmでした。一昨年より大きく
なった気がするので調べてみました。
2019年が42.29cm、2020年が43.06cm
年々大きくなっているのは偶然なんでしょ
うか?(笑)このまま行くと2030年より前
に平均サイズが年無しになるんですが(笑)。
それぞれのサイズの数です。
小さい
30〜34cm 18枚(3.56%)
小さめ
35〜39cm 77枚(14.25%)
アベレージ
40〜44cm 118枚(23.36%)
大きめ
45〜49cm 220枚(43.56%)
年無し
50cm〜 77枚(15.24%)
年無し77枚はかなり良いですね。割合15%
程度ってのは大体例年通りですが、分母が
増えた分、数が伸びた感じです。そもそも
私が初めて1年間通してヘチ釣りをしたの
が2018年ですが、その年は全てのサイズ
を合計しても75枚だったんですよ。釣行数
は変わらないと思うので如何に昨年は大き
いのが釣れたか、裏を返せば如何に当時が
ヘタだったかと言うことですよね(笑)。
大きめと年無しを合わせると6割近くいき
ますから昨年もサイズには恵まれました。
秋になって小さいのが増えた印象がありま
したが、秋は分母が小さいので割合として
は小さく収まった感じでしょうか。
最大サイズですが、こちらは残念ながら
自己記録55cmを更新することができず
54cm止まり。
6月と8月の2枚です。引いたんだっけ?(笑)
今年はできることなら最大サイズを更新
したいですが、こればかりはほぼ運の要素
だけだと思うので神のみぞ知るですね。
場所
釣場です。昨年はチャリンコで行く場所
電車で行く場所、大きく分けて3ヶ所開拓
しました。まぁ別に私が何かした訳じゃ
なくて行き始めたってだけなんですが。
その3ヶ所だけで199枚釣ってるんですよ。
昨年大きく釣果が伸びた要因は一番がこれ
じゃないかと思います。特にある場所は
非常に浅く手返しが良いのですが、そこで
盛期に数が出せたのが大きかったですね。
その場所で釣ってなければツ抜け15回な
んてとてもできてないです。私はよく記事
に書きますが、釣りは場所とタイミング
だと思うんですよ。一昨年までなら一ヶ所
にチャリンコを置いて徒歩で周ってました。
それだけだったら昨年も300枚までは到達
してないんじゃないかと思います。それが
昨年、工事で立入禁止の岸壁ができて、イ
ンターバルばかり長くなって効率が落ちた、
じゃあ効率良く周る為にチャリンコを使っ
てみようとなり、チャリンコならもうちょ
っと他も探してみる?ってことで釣場が
広がっていきました。以前ならA釣場、B
釣場、C釣場、D釣場とあったら徒歩で周る
都合上、A→B→C→Dみたいな周り方でし
た。やってもD→C→B→A程度。それが
チャリンコだと移動時間が短縮できるので
A→B→A→C→A→Dみたいな周り方をする
ようになりました。これは大きかったよう
に思います。釣れると思う場所を集中的に
、釣れると思う場所を優先的に。元々当た
り前と思っていたことが実はできてなかっ
たんですね。この深化はデカかったです。
エサ別
これで最後ですね。エサ別の釣果です。
カニ 487枚
イガイ 9枚
練りエサ 9枚
昨年、一昨年と取りに行ける範囲にイガイ
が着かず。結局買ったカニで1年間通して
やりました。練りエサもちょいちょい試し
てはみたんですが、一昨年のような爆発的
な反応は得られなかったですね。練りエサ
で釣った黒鯛はわずかに9枚ですが、サイト
で釣った魚もおり、反応を見られたのは参考
にはなりました。
黒鯛のヘチ釣りと言うと、とにかく一番の
エサはイガイだって風潮がありますけど、
あれって本当ですかね?(笑)って言うのも
ですね、ほとんどイガイを使ってない私が
500枚越えてるんですよ。ベストのエサを
使わなくて500枚越えるってことはベスト
のイガイを使ってたらもっともっと釣果を
伸ばせましたかね?私が知ってる範囲で
今年500枚以上釣ってる東京湾の釣人と言
ったら同じ釣場の名人Hさんだけなんです
が、Hさんがイガイを使っているのを見た
ことないんですよね。夏場はカニ、セイゴ
・チンタが少ない時期はモエビです。もち
ろん沖堤なんかでフグが居るような釣場だ
ったらイガイを使わなきゃならないのは
わかります。エサばかり取られて釣りに
なりませんからね。私がやる東京湾都市部
の陸続きは基本的にフグは少ないですから
必ずしもイガイである必要があるかどうか
・・・・・・ホントはエサなんて何でも良
いんじゃないの?(笑)
さてさて昨年の釣果を題材に今年最初の
記事を書いてきました。まぁ参考になる
部分は参考にしていただいて参考になら
ない部分はサラッと流していただければ
幸いです。
今年はどうしましょうかねぇ。例年自己
記録は更新したいと思うのですが、今年
こそは何か違うことを始めたいと思って
るんですよね。そうなるとヘチ釣りに割く
時間は当然減るでしょうし。例年だと釣場
の状況を見ながら目標を設定していくんで
すが、どうなるかなぁ。もちろん目標を
設定した方が意識が行くので上達すると
言う考えは変わってないんですが、数とか
上達とか考えなくても良いかなってくらい
昨年の釣果は満足感があったんですよね。
もしかしたら6月頃には600枚目指すとか
言ってるかもしれないですけど(笑)。
まぁおいおい考えていきましょう。今は
新しい年を迎えられたことをお祝いしな
がら今年のことをあれこれ考えたいと思
います。
今年も宜しくお願い致します。











