coffeeのとりこ。


 いつ頃からだろうか? 

 あの澄んだ茶色い液体を、ひと時も忘れる事が出来なくなってしまう自分に気づかされたのは。
 


 確かまだ、深い茶色の液体ではなく、白さの中にある、うっすらとした茶色を帯びた液体がはじまりだった。
 

 乳くささと甘いかおりに、少しだけカフインを含んだコーヒーの絶妙なバランスに子供の頃の私は何となく好きになっていった。 




気づけば缶コーヒーでひと息。


パックの甘い牛乳入りコーヒーでひと息。


ひと息するたびに、いつも寄り添ってくれた。