快眠・熟睡するための方法と寒さ対策
■冷え症の人は寒さ対策を
冷え症の人は足が冷たくて眠れないことがあります。
部屋が寒すぎるとか、寝具に問題のある場合もありますが
冷え症の人が眠れないのは、これとは違う理由が
考えられます。
人は日中活動することで、脳や体の温度が上がりますが、
睡眠はそれらを下げます。
眠りはじめは、まず手や足先から放熱が始まるのですが、
冷え症の人が寝つきが悪いのは、この体温調節が
十分にできないため熱が上手に放熱できないのです。
放熱できないことで、深部体温がなかなか下がらずに
結果寝付きが悪くなってしまうことが考えられます。
■冷え症の人は手足を温める工夫を
冷え症の人は、手足を温め血管が開くように
意識してあげると眠りに良い効果が期待できます。
〝ぬるめのお風呂に20~30分ほどゆっくりと浸かり
体が温かいうちに布団に入って寝る〟。
というのも快眠するための方法の1つです。
ですが現代人で、お風呂からあがって、直行で寝る事の
出来る環境の人は、そうそういないと思います。
明日の支度とか、観たいDVDがあるとか、
お肌のお手入れだとか・・・。
特に冬場は、ちょっと何かしていると直ぐに体が冷えて
しまい・・。
かと言って、部屋をガンガンに温めるのはあまり体に
よくないんです。
(どうしてなのかは後の機会で説明いたします。)
カラダの表面ばかりを温めても結局すぐに冷えてしまう
冷え症。
室温をガンガンに上げるよりも、遠赤外線の温熱で
深部から温めたほうが温かさは長く続きます。
冷え症で困るのは冬場の寝つきが悪いというだけでなく、
夏場でも手足に冷えを感じたり寝つきが良くないこと。
夏冷えが急増している現代では、熱中症予防の他に
夏冷え防止対策も必要なのかもしれません。