福島に戻ってからの毎日は 不安で
子供たちにとって 最善は何か 考えこむ日々でした。
11日の余震では 一時実家に避難したり
余震と原発への恐怖で 落ち着かず
子供たちも不安にさせてしまったと思います。
原発事故の評価がレベル7に上がり
幼稚園・小学校では屋外活動の禁止
マスクを必ずつける 手洗いうがいの徹底
雨に濡れない 土に触らない 等 対応が慎重になりました。
しかし国が屋外活動 ~3.8μシーベルト/hは問題ないとしたことで
行事等は通常通り行われる見通しになりました。
このような環境で 子供たちを過ごさせていいのかどうか
周囲と相談に相談を重ねてきましたが
5月から実家方面に引っ越すことにしました。
旦那は単身赴任になります。
福島県民が頑張ろうと一致団結して盛り上がっている中
ココを出て行くことは 必ずしも歓迎されることではありませんが
うちは転勤族ですし 元々長女が中学生になる前に
定住先をみつけるつもりでしたので。
それが少し早まったと思えば。
原発事故の終息に向けて計画が発表になりましたが
原子炉建屋内の放射線量が高く
計画通りに作業ができるとは 到底思えません。
今の段階でチェルノブイリの 1/10程度の放射性物質が放出され
その量は原爆で50発分だそうです。
この放出は 何年も続くだろうと思われます。
その間に 余震や津波に 再び襲われるかもしれません。
チェルノブイリ以上の規模になることも想定されます。
不安をあおるつもりはありませんが
楽観できない状況にあると思います。
心配性 神経質 騒ぎすぎ そんなことも言われましたが
これが杞憂に終われば それはそれでいいんです。
むしろ杞憂に終わって欲しいと願っています。
週末 長女が10歳になりました。
先のことを考えると 不安は尽きませんが
元気にたくましく 育っていって欲しいです。
長文失礼しました<(_ _)>