今日もお前の家いったよ。


何回見ても信じられない。


夢の中にいるような感じやった。


夢ならば覚めて欲しい。


そう何度も思った。


てかお前、お母さんかわいそうやろ。


一人にして。


毎回、映画館にハリー・ポッターシリーズ観にいっとったらしいやん。


お前、もうハリー・ポッター観れやんやん。


最後ハリー死ぬらしいよ・・・。


あとお前、消防士が夢やったんやな。


初耳やぞ。


胸が詰まった。


お前のお母さんの話聞いとったら何か込み上げてきた。


お母さん大事にしとったんやな。


なら最後まで面倒見たれよ。


もう胸が苦しくて。


辛くて。


その場には居られなかった。


数時間後


通夜にて驚いた。


予想外の人数やったな。


懐かしい顔ぶれがそろとった。


こんな形で会うと思ってもみなかった。


一応、額は少ないけどお香典持ってったよ。


ちょっとたったら通夜が始まった。


人数が多かったので外に非難した。


扉から出てくる人はみんな目に涙を浮かべていたよ。


特に女子は、大声をだして泣いてた。


そんだけお前は慕われとったんやな。


うらやましいよ。


人数が少なくなったのでお焼香いった。


お前の遺影メッチャええ顔しとるやん。


ピースまでして。


でももう見れやんのやんな・・・。


くやしいな・・・。


終わってから外でみんなと話しとった。


中部のときに戻りたいなとか思った。


話しとったら3月9日歌うよとか言われた。


卒業式のときに歌った思い出の曲。


みんな中に入って歌った。


泣いて声が震えてうたっとる人。


俯いてうたっとる人。


まっすぐお前の遺影を見てうたっとる人。


聞こえとった?


みんなお前のためにうたっとったんやぞ。


お前、本当に僕らが同級生でよかったな。


幸せやろ?


こんなに温かい人達に来てもらって。


でもお前はお礼の言葉言わんのやな。


失礼じゃないのか?



















本当になんとか言ってくれよ・・・。


まだ受け入れられんよ。


でもいつかは受け止める。


いつまでもこんな気持ちでおったらお前にも失礼やしな。


お前はいつでも明るくて、馬鹿なことして、それでいて芯はしっかりしていた。


そんなお前は、もうこの世には居ない。


僕達の手の届かない世界へと逝ってしまったんだ。


僕達はお前の事、胸の痛み、この気持ちを一生忘れない。



お前が生きたかった未来を僕達は恥じぬように生きていかねばならない。


それがお前にとっての礼儀だとおもうから。


肉体は朽ち果てるけど、魂は果てない。


ちゃんと成仏しろよ。


じゃ
信じたくなかった。

信じれなかった。

今朝の朝刊に君の名前が載ってた。

のるんなら違うことで載れよ。

てか今日、お前の家行ったよ。

初めて入った。

奥の部屋に寝とったよな。

なんで棺桶の中に入っとん?

手の込んだドッキリだな。

さっさとネタばらししろよ・・・。

・・・。

今にも目を開けて、動きそうだった。

でも、そこにお前の魂は存在しなかった。

棺桶の中に屍が横たわっていた。

もう二度とお前の姿を見ることが出来ない・・・。

1ピースかけたジグソーパズルは、完成しない。

みんな見にきとったよ。

幸せ者やな。

でもやっぱり早すぎやろ?

あの世でお父さんにも怒られとんやろな。

まぁゆっくり休んで時間はかかるかも知れんけど、いつかそっちにいくからそんときはよろしくな!

ゆっくり休んで。

お疲れ様。

そして、ありがとう。