好きな人がいること。②
それはそれは一瞬だった。その人は私の心を奪い去った。笑顔も立ち振る舞いも。全てがキ ラキラして見えた。しばらく動けなくなるくらい私はその人のことを見つめてしまった。「・・・・・・・・!!ちょっと愛ちゃん?」「え?!あ、ごめん!なんだっけ?」「そろそろ休憩だから行くよ?」「うん!そうだね!行こう。」同期のスタッフに腕を引っ張られながら休憩へと向かった。休憩が終わって業務に戻った後も私は店内を一生懸命探し回った。どこだろう?まだいるかな?広いもんな・・・・見つかるかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いた。やっぱり素敵だ。かっこいい、とっても。しばらく見つめるとその人が私の視線に気づいてこっちに向かって会釈した。慌てて私もお辞儀をする。その後は特に何もなく私も通常業務に戻り、集中した。でも、集中できるわけもなくその人のことしか考えられなかった。「愛ちゃん、大丈夫?さっきから顔がにやけてるんだけど」「え。うそ?!」「ほんと。早く終わらせて帰ろうよ。」「うん」「なんかあった?」「え・・・・・いや。」「その顔はあったねー。仕事終わったら話聴かせて貰うからね。わかったら仕事する!」「はい」なんでもお見通しな同期には隠せず、私はその後同期に恋愛相談をすることとなった。次へ続く