さて、だいぶ間が空いてしまいましたが、ドイツでXperiaの第二回です。
前回はSIMロックフリーにしたところまででした。
今回はドイツのキャリアが販売している、プリペイドのSIMカードを購入し、
定額通信を行ってみます。

選んだキャリアは「O2」という現地のキャリア。
T-MobileやVodafone等のメジャーどころではないですが、
プリペイドでも定額通信が可能でしたので、選びました。

キャリアのページ:O2 DE

■SIMカード購入

まず、プリペイドのSIMカードを買います。
これは、街中のO2ショップやSATURNの様な大型家電店で買えます。
値段は15€程度のはず。

買う際にはパスポート等の身分証明書と住所が必要です。
住所はホテルでいいのですが、結構大事です。(無いと最悪売ってくれない)

こんなやつです。中に電話番号とPINコードが書いてあります。
適当なヤツのブログ-表面

■プリペイドチャージ

①購入
次に、チャージカードを購入します。
一番簡単なのは、買ったところで同時に買ってしまうことです。
あと切れた場合には、LOTTOのお店やガソリンスタンド併設のコンビにで購入できます。
この場合、レジで「O2プリペイド、20€」とかいうと、チャージ用の番号が入っているレシートをくれます。

②チャージ
その後、下記のコマンドをダイアルします。

 *103*(コード番号、Aufladecodeとか書いてあります)#

そうすると、通常は「チャージされたよ。残高:○○€」といったニュアンスのSMSが来るのですが、
私のSO-01Bだとどうも来ませんでした。
ですので、別のシムフリー携帯で確認(コマンド:*101#)したところOKでした。
シムフリー携帯は現地で20€位で買えたり、EmobileのTouchDiamond S21HTがシムフリーだったりします。

■パケット定額の設定
ドイツではパケット定額のことを「Flatrate」と呼びます。(ちなみに携帯は「Handy」)
O2ではこのFlatrateには3パターンほどあり、転送量と値段が違います。
転送量はこれを超えると速度制限がされるだけで、定額では使い続けられます。

①プラン
 Internet Pack M                  転送量:300MB/月 料金:10€/月
 Internet Pack M mit Smartphone Option   転送量:1GB/月 料金:15€/月
 Internet Pack L                   転送量:5GB/月 料金:25€/月

私は、Pack Lを選択しましたが、1週間くらいであればPack M mit Smartphone Optionでも良いかもしれません。
実際使ってみて、M Optでも良いかもしれませんが、Lだと安心ですね。

②登録方法
O2ショップでお願いすればやってくれますが、そうではない場合下記コマンドが必要になります。

まず、Internet Packの予約をします。
この予約もSO-01Bではできませんでしたので、EMのS21HTでやっています。
1) *104# でパックマネージャーを呼び出す。
2) ドイツ語画面を勧めていき、Internet Pack Lがでたら、選択
3) 予約し、「Ja~」を選んで終了

※すいません、記憶が曖昧なので次の手続きのときに確認します。
  Flatrateは30日毎なので、期限が来る毎に手続きが必要になります。

次に、SMSでFlatrateを開始します。
 1) あて先、「5667」に「START INTNETL」とSMSを送る
 2) 確認を求められるので、再度「5667」に「JA INTERNETL」と送る。
 なんかエラーが出た場合には、「INTENETL」の部分を「FLATRATE」に変えてみてください。

これで、無事パケット定額ができるようになりました。
1日単位の定額もあるようですので、いろいろ検討すると良いかもしれません。

なお参考にしたページはこちらです。
Prepaid Wiki - O2

Flatrateについてのページ
Internet Pack S/M/L

→次回に続く?



仕事でポンチ絵という単語を耳にします。(主に自分より上の人から)
自分なりに、「コンセプトを簡単に絵にしたもの」という理解があったのですが、
他人に説明しようと思うと上手いこと伝わりません。


そこで、そもそもの定義を調べてみました。


・定番のWikipedia

「ギリスの風刺漫画雑誌『パンチ』をもとに日本国内で在留中のイギリス人によって創刊された

日本最初の漫画雑誌『ジャパン・パンチ』を語源とする。」


引用元:http://ja.wikipedia.org/wiki/ポンチ絵


・goo国語辞典

「風刺や寓意を込めた、こっけいな絵。漫画。」


引用元:ポンチ‐え〔‐ヱ〕【ポンチ絵】



一方使われ方ですが、探してみると政府も使っていることに吃驚えっ


(使用例)
「政府調達ポンチ絵」

リンク元:http://www.kantei.go.jp/jp/it/vragency/991221saisyuu.html


auからWiMaxスマートフォン htc EVO (ISW011HT)が発表されていますが、
料金プランも発表になりました。

auの「+WiMAX」オプションは月500円、Androidマーケットのキャリア決済も開始へ

+525円でWiMAXが使える(UQらしいです)のはかなり良いですね~。
htcが好きなのでEVOの出来次第で筆頭候補になるかもしれません。
そろそろ、自分のケータイ構成を見直さなくては得意げ


----3/1 1:50追記
Gigazineでフォトレビューがありました。
ますます惹かれますねー。

破格でWiMAXを利用できる「htc EVO WiMAX ISW11HT」を超速攻フォトレビュー
NECカシオがAndroidスマートフォンを出すみたいですね。
2/24のDoCoMoの発表会で発表されるようです。

[Engagdet] ドコモ新モデル発表会は今週24日開催、auは来週28日

ぱっとみ、薄くていいですねぇ。これでグローバルモデルになるなら
自分的には買いです。

一応、ウチの会社はNECの関連会社っぽいので、
会社貸与携帯にならないかなーっと、希望的観測を抱いてみたりにひひ
ドイツへの長期出張がきまりました。
Xperiaをドイツで個人携帯として使うことにし、必要な設定を行っていきます。
第一回目としてはSIMロックフリー化を施します。

おりしもDocomoが夏モデルから全面的にSIMロックフリー対応を発表しましたが、
残念ながら間に合わないため、自分でやることにします。

ドコモの夏モデル20機種、すべてSIMフリーに(asahi.com)

【前提】
・Xperiaが最新2.1(マルチタッチバージョン)にバージョンアップされていること
 ※1.6や2.1のマルチタッチ以前のままですと、やり方が異なります
・Docomo以外のSIMカードを持っていること
 ※EmobileやSoftbank、海外SIMはOK。b-mobile等のDocomoのMVNOはNG。
・WindowsPCがあること
 ※XP SP3以降、Vista、7が無難です。私はXP SP3でやりました。

【手順】
(概要)
①SIMロック解除コードを購入
②Xperia(SO-01B)のRoot権を取得する
③SIMロック解除入力用設定を行い、SIMロック解除

(詳細)
①SIMロック解除コードを購入
日本ではメジャーではありませんが、海外ではSIMロック解除の専門業者がいます。
今回はネットで解除用のコードが買えるところで購入します。
下記の業者を使用しました。

mobileunlocked.co.uk

1) Select Make → Sony Ericssonを選択
2) Select Model → Xperia X10を選択
 (次のページに移動)
3) Select Country → Japanを選択
4) Select Network → DoCoMoを選択
5) 名前、IMEI(製造番号)、KBH(S/N)、メールアドレスを記入
  ※IMEI、KBHはバッテリーを外すと書いてあります
6) クレジットカードまたはPayPalで支払う
7) 3~10日前後でメールで送られて来ると書いてありますが、2日程できました。(2011年1月末ごろ)


②Xperia(SO-01B)のRoot権を取得する

マルチタッチアップデート前後で取り方が変わります。
それぞれ私が参照したサイトをご紹介します。

・2.1マルチタッチアップデート後(最新)
XPERIA – アップデート→X10FlashTool→root化

・2.1マルチタッチアップデート前
Xperiaを1タップでroot化できるz4rootを試した


③SIMロック解除用設定を行い、SIMロック解除
Root権がある状態で準備を行い、SIMロックを解除します。

1) RootExplorerで下記ファイルを変更モードで開く
 /system/etc/customization/settings/com/android/phone/custom_settings.xml
2) 下記パラメータを変更する
 <setting key=" disable-sim-network-pin-dialog" runtime="false">true</setting>
この値を「true」から「false」に書き換え、保存します。
 SIMロック解除用のダイアログ(画面)が非有効化されているのを、有効化するわけです。
3) Xperiaをシャットダウンし、用意したDocomo以外のSIMを挿入し、起動する
4) ロック解除コード入力用画面が出てくるので、そこに①にて購入したコード(NCK)を入力する
5) SIMロックが解除されます

これで、XperiaがSIMロックフリー状態になりました。
次回はドイツの現地SIMカードを購入し、定額通信を設定します。

第2回に続く