物件選び⑤-2
現地に行って物件を見て回っているとあることに気付く。
ネットの物件情報だと物件毎に敷地面積、延べ床面積に築年数などの情報と、外観も含めた画像が複数載せられているってのが普通。
大抵の方は現地に行かれるより先ずはネットでの情報を参考にされるんだと思う。
現地で実際に物件を見たり、売り物件以外の物件を見てるうちに気が付いたんですが、「写真写りの良い物件」とそれとは逆に「写真写りの悪い物件」ってのが有るんですな。
特に物件の全体像なんかはこれハッキリと有ります。
不動産屋さんも売りたいので物件がベストに見えるアングル探して撮ってるのが普通ですが、木立が邪魔になったりしてベストアングルがどうにも見つからないなんて言う物件も有るんです。
「写真写りの良い物件」にはネットで見たたくさんの人が内覧に来るし、逆に「写真写りの悪い物件」には問い合わせが来ない。
因みにワイが最初に良いな〜って思った物件は典型的な「写真写りの良い物件」で毎週末に内覧希望者が来てました。
それでも売れない理由は「お値段が強気だからw」。
オーナーも内覧希望者が多いので値下げする必要性を感じて居ないのですね。
半年間も売り残って居たら気持ちが変わるかもでは有りますが、まだそういうタイミングじゃないんですな〜
相場である二千万円は下記のワイなりの購入基準①〜⑦の全てが揃って居ての価格で有ると私は理解してましたが・・・
① ぱっと見の良さ
② ロケーション
③ 住むに当たって大きな修繕の必要がない(外側、内側)
④ 3LDKで有る事
⑤ 駐車場の有無と状況
⑥ 敷地は使いやすい環境(非傾斜地、非密林)
⑦ 築年数は25年まで
最初の物件は2LDKだったし、築年数もギリギリの25年、更に駐車場が狭くて二台置きはちょっとキツイかな〜
って感じだったんですよ。
ただ、特に①、②が素晴らしく、更にウッドデッキも立派っていうオマケ付きだったのでもうちょっと安かったら購入決めていたのかも分からないのですが、「写真写りが極めて良い」人気物件だったんですなw
値下げ交渉は無理と言われて「うーん・・・」
お得感がまるで無い。
今時お得感無しで別荘なんて買ってイイのか???
とか思っちゃうんですよ!
一応は予算内だし気に入ったならそんなもん必要有るか?
って思う自分も居るのですが、後で失敗したとか後悔したくない・・、やっぱり心配だからと言うか自分の決断に自信がないから
「お得感が〜!」
「欲しい!」
とか思っちゃう自分も居てそのせめぎ合いw
小市民だな〜笑笑
嫁さんも同じ気持ちだったみたいで、二人して中々踏ん切りがつかず、他の物件も見て回ってたある日、不動産屋から連絡が・・・
「◯◯が値下げします」
その物件の存在は以前から知ってましたが高くて予算外だったので候補から外していたんですな。
それが半年売れ残ったので、たまたまオーナーが不動産屋さんに価格を下げようかと相談してきた、で、たまたま見込み客としては有望だったらしい嫁さんに不動産屋さんが「◯◯◯◯万になりますけどアソコはどうだ?」って連絡してきたんですな。
築浅で②〜⑦までは完璧、ただ問題は①で売り物件の紹介画像ではぱっと見が良くないって言うか、敷地内に背の高い木があり過ぎて外からだと建物の全体像がよくわからないって言う物件だったんですな。
予算外だったしぱっと見も良く無かったので現地行った時もちゃんと見てませんでしたが、①は置いといても予算内になって検討してみると②〜⑦は完璧だったので改めて現地訪問・内覧も申し込んで見ました。
内覧してみると室内も予想以上に良い。
その別荘地に有りがちの輸入住宅じゃなくって地元工務店が設計・施工した注文住宅。
高かったんだろうな・・・
築15年で別荘としては築浅で使用感が極めて少ない。
二階なんてほとんど上がって無かったんじゃないですかね?
定住使用じゃない、比較的ご近所の御老人の別荘でしたが、たまに来て庭いじりしてたくらいじゃないですかね?
敷地内の木立や植木がごちゃごちゃしていて要整理では有りますが建物の外側、内側共に清潔感は有ったのと築浅と言う事もあって価格が2千万円になるんだったら掘り出しモノ感がムンムンとする物件ではあったんですな。
問題の外観も玄関前の木を3-4本も切れば悪くも無いんですよ。
不動産屋さんも言ってましたが、
「この木とこの木さえ無かったら、ちゃんと建物外観が写る画像が撮れたのに.・・・」
それほど太い木じゃないので、電動チェーンソー有れば業者に頼まずDIYで何とか除去出来そうと言う事で①も問題無しっていう判断。
最終的には更に値下げがあって最初の物件より1割以上安く購入出来ました。
家具も置いて行ってくれるそうで住むに当たっての費用は最小限で済みそうなのも嬉しい。
これで正解だったのか自信無いのですが決めてしまいましたw