健康の為に歩いている。目的は糖尿病対策として血流改善効果だ。減量出来るほどやれば、大幅な改善が期待出来るのは実証済みだ。だけどそこまでは大変長時間になるから体力が続かない。また「自然現象」自然の要求」にどう対応するか厄介な理由もある。だから最大2時間の歩行が目標になっている。  


時間短縮を図っていろいろトライした。「自転車」これは「痔」になったからすぐやめた。「ジョギング」これは膝にあまり負担がないし結構続いた。ただ体重を落とした状態でやらないと出来なかったので「リバウンド」後は無理だった。今は「自転車」も「ジョギング」も運動神経系の持病で夢になった。


イギリスの大学町オックスフォードでもよく歩いた。「異様なアジア人風の男性が必死で歩いていました。よく見たらあなたでした」と取引先の方からメールを貰ったことがある。  俺はどうもよく言えば「修行僧」、悪く言うと「行き倒れ寸前の浮浪者」に見られるようだ。  この間も見ず知らずのお婆さんが涙をためて「頑張ってね!」と手を取られた。 小さな巡回パトカーもいつもゆっくりと俺を追い越す。

両側に杖を持っているとはいえ、例の運動神経(平衡感覚)の病気のためよくふらつく。大量の汗が目に入るから前が見えない時がある。歩きながら首のタオルで両手にステッキをもって汗を拭く!


認知症予防のためには、歩いて路傍の花や景色に目をとめて感動するのはいいことなんだそうだ。ただ他所の事を考えたり気を取られると、糖尿病が原因で起きる「足の力が抜ける」症状が起きやすくなってしまうのだ。 歩くことに気を集中するしかないが特に夏のこの時期は「行き倒れ」に見られてしまう。会津では夕方5時をすぎると気温がどんと下がって涼しい風が吹くのだが、愛知県はそうはいかない! 歩くのも命がけだ。  人にどう見られているのか、気にするほど余裕は全くない。勘弁してもらおう。


認知症対策といえば誰も読まない「ブログを書く」のも「漢字パズル」と並ぶ予防の一つだ。女房はそんな暇があったら家の周りの事とか手伝いをしろという。前は暇だったらブログでも書いたら!といったのに、、、。ああ言えばこういう。なんでも文句だ。   でもそういえば誰かにアドバイスされたことがあった。


「奥さんはあなたにかまってほしいんだよ。」  そうか!なかなか可愛いところあるじゃないか!