オールスター戦がまだというのに、広島カープがすごい! 2位に10ゲーム以上の差をつけ、他の5チームは全て負け越しだ。  一時の勢いではなく、ペナントレースが進むに連れ、勝ちが増えてきた。 スタート直後は打線の爆発でなんとか5分5分でしのいできたが、ここにきて投手陣も整備され、粘り強いチームになった。


広島カープは大企業の支援を受けていない唯一のチームでそのため「金がない」。エースが、4番バッターが移籍可能の時期が来ると金を出せる球団に去っていく。近頃は大リーグにもエースが放出だ。広島は育成が優秀だけどせっかくスターに育てても巨人、阪神に取られてしまう。自分から放出するケースもある。選手が活躍してくれても、もうこれ以上お金が払えないからだ。 広島は外国人選手の発掘にも定評がある。 安いお金で契約して活躍してくれる。そうすると外人は大リーグに凱旋帰国するか日本の他チームに高給でプレーする道を選ぶ。  努力の割に勝てない可哀相なチームだった。、


今年もエースの「マエケン」が大リーグドジャースに移籍し苦戦が予想されたが快進撃! 今までと何が違うの?   それは「スター」に頼らないチーム全体の底上げができたからだ!   「危機」にみんなが「なにくそ!」と頑張った。誰もよその球団に引き抜かれそうな有名な選手はいない。

でも3割前後の野手がゴロゴロ。投手陣も黒田以外有名な投手はいないが、攻めのピッチングで健闘と言える。  これは去年セリーグのお荷物球団だった横浜ベイスターズの活躍にも同じ事が言える。


4番バッター、「孤高のエース」に頼ることのない今は、打者はみんなが4番目の打者、投手は全員がエース、そんな心意気で「繋ぐ野球」「相手にプレッシャーをかける野球」に徹している。

巨人、阪神の金満球団は、「ここまでするの?」とあきれるくらいスター選手を集めながら、ズルズルと競り負けている。 俺はひいき球団だけに余計そのだらしなさに腹が立つ!


赤ヘル! 衣笠も浩二も安仁屋もいないけどこうなったらぶっちきりだ! 相手を「完膚なきまで」叩きのめしてくれ! あいつらが痛さに目が覚めるくらい!


今年こそ積年の恨み、辛み、晴らしてか! 優勝めざし雑草軍団フレーフレー!