日本酒や焼酎の世界では、「辛口」、「甘口」と分類することができる。日本酒では糖度計で計測もできる。

概して「通」は辛口を好み、初心者、女性は飲みやすい甘口が好きなどと言われる。 ただ俺みたいにお酒は好きだけど強くはない人間には辛口はつらい。だからそんなに強くない辛口の「熱燗」が好きだ。 熱燗にすると甘さが出ておまけにアルコールが飛ぶせいか二日酔いがしにくくなる。では甘い酒がいいかというとそうでもない。生で甘い酒は流石にねっとりで飽きるからだ。 だからキンキンと冷やして飲むとさっぱりと飲める。 「吟醸酒」や「純米酒」は冷やして飲もう!  また、お米成分を残せば甘さが増す。甘酒はその典型だが、「濁酒」「無濾過酒」等も冷やして飲みたいもの。


私見だけど欧米人は我々と味覚の好みが異なり甘、辛の区別だけでは論じられない。  ワインでも彼らは「スパイシー」を好む人が多くそれが苦手な俺は「ドライ」「フルボデイ」一辺倒で通した。酸っぱい味がからっきし弱い俺には酸っぱさがいいという彼らには吃驚だ。「渋み」、「スモーキー」なんてものもある。


アメリカでは3人の子供が教育を受けた。さすが「合衆国」で一つの人種の比率がある率を越すと「母国語」と英語の「バイリンガル」のクラスを作って週何時間かサポートしてくれる。それともう一つ気が付いたのは「ほめて長所を育てる、自信を持たせやる気を起こさせる」教育のやり方だ。これは学校現場だけでなく、ボランテアによる地域のサッカースクールなどの活動についても言える。

我が日本では「あれをしてはいけない」式の禁止事項の多さと、横並びであまり変わったことはいけないと教えてきた。

俺の経験からすると褒めて教えたほうが子供は成長が早くなると思う。「同じ人間」の枠に閉じ込めたら

新しい解」を見つけなくてはいけない時、やっていけないと思う。色々な個性と能力を持った集団の方が逞しく次の世界を造ってくれるのではないかと期待する。    教育の分野では「辛口」より「甘口」が今後の潮流だと思う。


ではパートナー、嫁さんはどうだ?  独断と偏見で言わせてもらうとこればっかりは「辛口」がいい!

波のある人生、二人が協力して泳ぎ切らないといけない時が必ずある。 我々一人では弱気になりやすい。あるいは「絶望」感に襲われる。二人で落ち込んでいてはお先真っ暗だ。この時こそ「辛口」女房の出番だ!男を発奮させ、喝を入れ、不安を笑い飛ばすパートナーがありがたいと思うよ!


もう一度聞く。

キミは「辛口」派? それとも「甘口」派?