俺は二十年以上便秘に悩んできた。特にここ十年ひどくなって市販の強力な下剤のお世話になるようになった。、 ところが2年前胃のレントゲン検査で使用したバリウムがその時もらった下剤では効かず、かくなる上はと市販の下剤を飲んだのだ。 これがとんだ逆療法となってもうたまらなく苦しい、お腹がいたくて救急車のお世話になった次第。

大学病院の診断は「便秘」それも俺の場合は程度がひどくて普通の人の倍量の浣腸を定期的に併用しての薬物療法を指導された。 実は便秘なんて話は医者に言う話ではないと思って自分で色々な市販薬を試していたのだ。


で近所の主治医に相談すると整腸剤と軟便化する漢方と錠剤を2種類処方された(毎食後)。市販の下剤でも中々効かなかったのでおれは正直半信半疑だったので強引に浣腸剤も頼んだ。、

ところがである。たったその整腸剤で二十年来の悩みが嘘のように消えてしまったのだ!  今でも信じられない気持ちだが本当の話だ。 こんなに便秘の心配がない、便秘のに悩むことがない毎日が快適だなんてしらなかった。勿論浣腸なんて必要がなく毎日快食快便だ。


女房の行き付けの美容院のご婦人たちは別のお医者からダイエット用に同じ薬を処方され効果があるという。主治医は「邪道です」と笑っていたが、俺も減量は果たせてないから気のせいだと思う。

この俺の事例は「素人療法」の危険と浅はかさを教えてくれるもので、餅は餅屋、プロに教えを先ず請えということだと思う。

おかげであれから「便秘知らず」すっきりさわやか、、だ。 


だけど女房にはこの話はタブーだ。浣腸を女房にやってもらったのが後を引いているようだ。いや「やらせた」というのが正解でプライドを傷つけてしまったみたいだ。

「親しき仲にも礼儀あり」か。浣腸は自分でやれということなんだろうろうなあ!


「浣腸、浣腸って大きい声で言わないでよ!恥ずかしい!」


お粗末な一件でした!