今度の田舎への高速道路を利用しての「遠征」、すごく体感できた変化が三つあった。
一つは、ハンドリングが、リニアになって、思うように切れるようになったことだ。特に右カーブでの修正舵が要らなくなったので、怖い思いをすることもなかった。 カーブでのフロントの入りもスットいく。
二つ目の変化点は、コーナリングが格段に改善され、カーブが逆に楽しくなったことだ。
今までは、アンダーステアが強く、スピードに注意し、緊張しながらハンドルを握っていた。 それが、全然アンダーの発生が無いものだから、スムーズに回っていく。 更に、今までは曲がる時リアの「よじれ」を感じながら、怖いもんだから、それが収まる速度に減速していたが、そんな注意も必要がなくなった。
リアを意識することなく、ハンドリングに車全体が一体で付いていく行く、、、、。
三つ目は、これはうれしい誤算だった。 今回はどちらかというと、リアとフロントの「剛性アップ」ということだったから、リニアなハンドリング性やリアの追従性を期待したものだったんだが、それとトレードオフで、乗り心地の悪化を覚悟していたものだ。 それがどうだろう! スピードを増すごとに足がしなやかになって衝撃を殆んど
吸収してくれるではないか! 高級車のように、足が機能する。「柔よく剛を制す」という表現がぴったり。
特にリアが柔らかになって、ボデーに快適さを保証してくれているかの様だ。 勿論、コーナーだけでなく、直進性も前述のハンドリングの安定と相まって、実に安心して運転できる。
だから中央高速の下り、塩尻~名古屋間は、それこそ文字通り「下りのカーブ」が右に左と続くのだが、快適な旅になった。 行く前の車のバランスが崩れ「恐怖の高速走行」の騒ぎはなんだったんだろう?
ホイールナットの緩み、、、とその増し締め、、、が表面的には答えのようだが、本当にそうか?今も正直疑問が残る。 そうであってもせいぜい「異音」が発生する程度で、そもそもゆるゆるという締まりの状態でもなかったから、、、。 まあ足って凄くて、怖いもんだなあ、、というのが実感だ。
これだけ効果が実感できたということは、車がへたっていることなんだろうなと思う。
だから勧められている「車高調」導入もわかる。 でも足だからバランスを失うと怖い目にあうことも想定できる。
今は、現在の「ベストチューニング」を満喫しながら、細部までの吟味した「次の手」を考えて行きたいと思う日々である。