俺のことではない!、、、と思う。

車のことだ。 子供が生まれる前、よくサーキットへ行っていた奴に話を聞いた。床につくまでアクセルを

踏んでフルブーストで走ると、それこそ車の至る所から、「異臭」が噴出してくるそうだ。オイル、ガソリン臭、何とも言えない鼻につくもの、、、、普通の走行では想像できない事態が続出だそうな。


確かに異常な加熱はタイヤ、ブレーキ、エンジン、あらゆる部分をアタックし、コントロールを失わせる。

発生するブローバイガスは、通常考えられない所まで、吹き込み、溜まり、しまいには窒息させる。

想像以上の発生するパワーが、コンピュータ制御を狂わせ、オイルを噴流させたり、超高温度を発生させ、

エンジン、タービン破壊に一直線に突き進む。


幸いに?俺は、サーキットとかに行って車をいじめたりはしていない。、、、、、が俺のやっている車の「スパイラルなパワーアップ」は、サーキット走行ほどではないにせよ、各パーツや制御系の「安全マージン」をぎりぎりまで削っていく行為だといわれる。 どこまででエンジンが溶け、破壊され、タービンが吹っ飛ぶのか、はっきりしないから、人は死ぬまで車を「攻める」、、、、、そしてどこかで殺す。


人間って残酷で、車ってかわいそうだと思う。 自然を壊していく人間との関係にも見える。

、、、そんなことを考えると、今や絶好調でウハウハ、ニヤニヤのこの頃だけれど、一方で「危険領域」に入ってきたという認識が必要なんだろう。  おれがみんからを見てやってきたことぐらい、自動車メーカーの技術屋は間違いなく考えていた。ただ安全計数をかけて、やらなかっただけだろう。

これからは、危機意識をもって車にしっかり対応していかないと、突然死が待っている。


それと有り余るパワーを受け止めれる制動力、ボデー剛性力、走行力、になっていない。

経年と走行距離で劣化も進んでいくし、全体の調和と取れたバランスト取りを図っていかないと直ぐ危機に繋がる。なにせアクセルを一寸踏むだけで今や、スピードリミッターにぶつかってしまう「ウルトラカー」だから、、、。


全体への気配り、目配り、全体システムと各パーツへのバランス、我々オーナーもこれからは無能では責任を果たせない。

何も知らなかった、、では済まされないだろう。 勿論自己責任なんだけれどもいい意味でもっと車の本来持つ可能性を開花させるオーナーでありたい!、、、リスクをミニマイズさせながら、、。


これからは、攻めと守りを同時に打つような手が求められてくると思う。

社外メタキャタ、インタークーラーや各パーツ能増、等はそうなんだと思う。未だ金はかかるなあ、おっかさん!


フォレスターはスポーツカーでもなし、プレミアムカーでもない。 でもその車がいろいろな用途、環境にバランスの取れた「マイテイ」振りを発揮する。  そこが素直にスゲー!って思う。 

「殺すんじゃないぞ!!」  「はいっ!}